みんなは、おうちや学校などでガスや電気、灯油など、 いろいろなエネルギーを使っているよね。 今回、私たちの生活に欠かせないエネルギーのつくり方を、 いっしょに調べてみよう!


 毎日の生活に必要な エネルギーのこと

発電された電気のなんと約半分がむだになってしまうんだ。

まず、エネルギーとは何か、キミは知っているかな?

熱を出したり、光を出したり、物を動かしたりする「仕事をする力」のことをいうよ。エネルギーには、ガスや電気、灯油などがあって、どれもみんなの生活に必要なものだよね。その中でも、毎日のようにみんなが使う電気は、どこでつくられて、どのようにおうちに届いているんだろう?

遠くの大きな発電所でつくられて、電線を通って各家庭に届けられるのが一般的だよね。でも、この方法だと発電時に出る熱をそのまま捨てなくてはならなかったり、二酸化炭素をたくさん出す燃料を燃やさなければならなかったり、環境に良くないこともあるんだ。

だから最近では、二酸化炭素を出さない発電方法や、発電するときに発生する熱を有効利用することが見直されているんだよ。


 地産地消の 再生可能エネルギー

一度利用しても、すぐに再生できて、資源がなくならないエネルギーを「再生可能エネルギー」というよ。

太陽光や風力、木質バイオマスなど、いろいろな発電方法があるのだけど、聞いたことはあるかな?二酸化炭素をほとんど出さない、地球に優しいエネルギーだけれど、自然現象の影響を受けやすいため、安定して使える化石燃料などと上手に組み合わせることが大切なんだ。


まったく二酸化炭素を 出さない発電方法も!燃料電池にはたくさんのメリットがあるんだよ。

燃料電池という発電方法を聞いたことはあるかな?電池というけれど、みんながよく使う乾電池とはちがうんだ。

水素と酸素を化学反応させて、電気をつくる装置なんだって。二酸化炭素を出さないから、環境に優しいエネルギーとして、注目されているんだよ。

今では燃料電池を使った、環境にやさしい車も走っていんだ。


みんな、エネルギーのつくり方についてよく分かったかな?みんなが何気なく使っている電気にはさまざまなエコな工夫がされているんだ。

今では電気はぼくたちの生活に無くてはならないそんざいだけど、だからこそ地球にもやさしく環境にはいりょしていかなくてはならないよね。

私たちも生活の中で、エコなエネルギーを活用していきたいね!