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一学期を終えて、お子さんの成績に対し、どのような印象を持っていますか?
テストの点数だけでなく、どこでつまずいているのかを見極め、
夏休みのうちに対処しておかなければ、二学期の授業についていけない可能性もあります。
大学入試を見据えて、 いまから考えておきたいこと。
2020年度から「大学入試センター試験」に代わり、「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」が始まります。
そこで求められるのは、暗記した知識を答えることではなく、学んだ知識を活用して課題を解決できる「考える力」です。
上の図にもあるように、現在の小学生にもこの影響は及びます。学習は積み重ねなので、つまずいて理解できないことがあると、学年が進んだ後でも苦労することになります。いま、つまずいている原因が過去のどこに起因するのかを見極め、復習して学びなおすことが何よりも大切なのです。
そこで今回は、学研教室の先生2名に、学習のつながりの大切さについて、お話を伺いました。
算数編
文章を読んで理解しなければ、
解けない問題があります。
厚別区 厚別南4丁目教室・ 厚別南7丁目教室 久米 敦子先生
算数では、2年生でかけ算、3年生でわり算を学習します。かけ算は、たし算とひき算がきちんとできなければ理解できませんし、九九をきちんと暗記できなければわり算ができなくなります。そして、わり算の理解は高学年の倍数の概念につながっていきます。
これからの算数は、単に計算問題が解けるだけでは、高得点を狙えません。
Aにあるように、わり算の問題であっても、どの数を出さなければならないのかを自分で考えることが求められます。
その際、自分で図や線分を書きながら整理できる力がついていると、Bのように割合の問題が出てきた時に、倍に戻して考えるという応用力がつくのです。
算数でつまずいた時は、何が理解できていないかを把握し、対処することが大事です。
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国語編
これからの時代は、
作文・表現の力が求められます。
東区 伏古教室・ 東かりき教室 田中 幸恵先生
作文での文章表現に必要な国語の基礎には、漢字の読み書きができること、文章を読み取る力があること、言葉のきまりを覚えていることが大切です。
6年生で、自分の考えを文章に書けるようになるためには、
Cにあるように2年生で文章を書く時のきまりを理解し、Dのように人に話を聞いてメモを取り、
後でそれを文章化する際に自分の考えを加える力を、身につけておく必要があります。
これらの力がきちんと育てば、Eのような問題も、楽しみながら取り組めるようになります。
文章を読むことに慣れ、語彙を増やし、きまりを守った文章構成ができるように、
小学生のうちにしっかり身に付けておくことをおすすめします。
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