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エネルギーを楽しく、しっかりと学ぶ2つの北ガス・バスツアーが、8月と9月に行われたよ。どのようなことを学んだか、みんなにも紹介するね!
燃料電池実験やマイナス25℃を体験!
エネルギーなんでも丸わかりツアー
2016年8月5日(金)、大通公園に集まった参加者は、まず大谷地にある北ガス技術開発研究所にバスで向かったよ。
ここは、環境を守るための最新技術について研究しているところで、施設の建物自体も省エネ技術がたくさん使われていて、札幌市からも最高の評価を受けているんだ。
研究所に到着すると、CO2を出さずに発電できる「燃料電池」のしくみを学び、オルゴールを鳴らす実験をした後、実際に家庭でも使われている本物の「燃料電池」の機械を見せてもらったよ。
燃料電池は、電気をつくるときにできたお湯も利用する、大切なエネルギーを無駄なく使える機械だとわかった。それぞれの建物で発電するから、停電になっても安心なんだ。

次に、建物を探検して、北海道の真冬を再現したマイナス25℃の部屋に入って実験したり、地中熱や太陽光、雪などを利用して省エネする設備を見学したよ。

午後からは、近くで開催されていた「環境広場さっぽろ」というイベント会場へ向かったんだ。環境広場では、北ガスブースで工作を体験したり、クイズラリーに参加してエネルギーについて学んだよ。

たくさんの貴重な体験ができた1日で、エネルギーと地球環境を守る最新技術がわかってすごく楽しかったな。

木から電気をつくる?
木質バイオマス発電丸わかりツアー
9月10日(土)の朝、札幌を出発した参加者は、むかわ町にある三井物産似湾乙山林に向かったよ。
到着して準備体操を終えると、まずは間伐を体験。のこぎりで少しずつ木を切り、全員で引っ張って、勢いよく木をたおしたよ。

次に、丸太を切り、オリジナルのコースターを作り、ハーベスタというとても大きな機械を見学。
このハーベスタという機械は、1本の木をみんなで一生懸命にたおした作業を、ほんの数秒ですませてしまい、びっくり!

最後に全員で記念に木を植えて、苫小牧にある木質バイオマス発電所へ向かったんだ。
木質バイオマス発電は、山林などから運ばれてくる木材をチップにして燃やし、タービンを回して電気をつくる。間伐材という利用されないまま捨てられている木を原料にする、環境にやさしい再生可能エネルギーを使う発電なんだ。
会議室で、午前中に切った間伐材がどのように電気になるかを教えてもらい、実際に発電所の中を見せてもらったよ。
なかなか入ることができない大きな発電所の設備に、みんな驚きながら見学したよ。

森の大切さから発電の仕組みまでを全部1日で体験できたので、CO2を減らして地球環境を守ることにどうつながっているのかが、よくわかってとても良かったな。
