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もうすぐ冬がやってくるね。雪が降ると、学校のスキー学習が始まるよ。

初めての子はドキドキしている?

すべったことのある子は、早くすべりたくてウズウズしているかな?

スキーが初めての子にも、今年こそもっと上手になりたい子にも、役立つ情報がいっぱいだよ。

 

道具編

自分に合った道具をそろえよう!!

楽しくスキーをすべるために、まずは自分の体に合った道具やウエア、小物をそろえよう。
選び方について、スキーインストラクターの鈴木さんのアドバイスを紹介するよ。

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スキー板


簡単にターンができるように開発された、カービングスキーがおすすめ。短すぎると転びやすいので、身長からマイナス10~15cmの長さのものを選ぼう。

 

 

ストック


ストックは逆さまにしてリングの下を持ち、手首がひじよりも少し上がるものを選ぼう。
低学年では、雪の上で歩く時の〝こぐ道具〟としても使うので、少し長めが使いやすいよ。

 

ブーツ


主に2つのタイプのブーツがあり、低学年には、はきやすい〝リアエントリーブーツ〟、中・高学年には、前傾姿勢のしやすい〝フロントバックルブーツ〟がおすすめ。

サイズは1cmぐらい大きいものでもOK。靴下の重ねばきや中じきで調整してね。

お店では、インナーブーツを取って試すと、つま先の感じが分かりやすいよ。

 

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ブーツのはき方

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●バックルをきつすぎない程度にしっかりとめる。
“フロントバックルブーツ”は、下から順にとめよう。

●ウエアやジャージなどは、ブーツの外側にかぶせる。
中に入っていると、バックルがきちんととまらなかったり、足が痛くなったりするよ。

 

point

ゴーグルがくもらないようにするには?


●外に出る前に、室内でつける。

●レンズがかわいた状態で、はだとゴーグルの間にすき間がないように、ぴったりとつける。

●外にいる間は、ずっとつけたままにする。
つけたり外したりすると、余分な水分が入ってくもりやすくなるよ。

 

基本編

〜初心者から上級者まで〜スキーの基本姿勢をマスターしよう!!

 スキーをすべる時の、鈴木さんからのアドバイスを紹介するよ。

 どんな姿勢ですべればいいか分かったら、雪が降る前におうちで試してみてね。

 

スキーの基本姿勢の4つのポイント

キミはスキーをすべる時、どんな姿勢をしているかな?

まずは、スキーをすべる時の基本姿勢を確認しよう。

初心者から上級者まで、みんなに共通する大切な4つのポイントだよ。

 

❶前を見よう


スキーに慣れていない子は、足元を見ながらすべってしまうことが多いよ。
危ないし、より速く進んでいるように感じてこわくなるので、前を向いて遠くを見よう。

ターンをする時は、進みたい方向を見るよ。

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車窓から近くを見ると景色が速く流れ、遠くを見るとゆっくり流れているのと同じだよ。

 

 

❷前傾姿勢で重心は前に


図1のように、すべる時は、〝ひざ・もものつけ根・足首〟の3点を曲げる「前傾姿勢」で重心を前に保つことが大事。ひざともものつけ根を軽く曲げ、両手をひざの上に乗せて、すねをブーツに〝軽く〟押しあてて足首を曲げると、「前傾姿勢」になるから、その形をしっかり覚えよう。

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肩はつま先の上にあるイメージ。おしりが落ちると、後ろに体重がかかって転びやすくなるから注意してね。

 

❸土ふまずに体重をかけてエッジを立てよう


普段立っている時は、足の裏全体に体重を乗せているよね。スキーですべる時は、土ふまずに体重を乗せるよ。

図2のように、ハの字の姿勢で、両足の土ふまずに体重をかければ、自然とスキーのエッジが立つよ。ハの字にした両スキーの内側の板が、雪にささっていれば、エッジが立っているということなんだ。

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❹片足に乗ってターンをしよう


ハの字の姿勢で両足に同じように乗っている体重を、片足に移動してみよう。

片足の土ふまずを雪面に押し付けるだけで、ギュインと自然にターンができるんだ。

その時に、上半身を無理にひねってターンをしないこと!

上半身の向きを変えてターンしようとすると、きれいなターンはできないから気をつけよう。

 

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自転車に乗っている時、体の向きを変えても曲がれないよね。
地面についているタイヤの向きが変わらないと曲がれないのと同じだよ。

 

練習編

今年こそパラレルターンですべろう!!


基本姿勢の4つのポイントが分かったら、ハの字ターンを練習してみよう。

なんとそれをマスターするだけで、自然に「パラレルターン」ができるようになるんだ!
「なかなか板をそろえてすべれない」という子は、ぜひチャレンジしてみてね。

 

基本のハの字ターンができれば…
自然にパラレルターンがすべれるように!!


キミも、板をそろえてかっこよくすべれるようになりたい?そのための、簡単な練習方法を紹介するよ。

ハの字の基本姿勢で立ったら、図3のように、片方のひざを両手でさわってみよう。

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ひざをさわっている方の片足に体重が移動し、スキーのカーブとたわみを利用して、自然にターンができるよ。

図4のように、ひざに手をおく練習方法で、片足に体重を乗せてターンをする感覚を身につけよう。

この感覚を身につけてから、スピードに乗ってすべると、自然と内側の板が外側の板にそろって、パラレルターンへと発展するんだ!

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上の図の①~⑦をくり返してすべってみよう。

片方のひざを両手でさわって、片足に体重が移動すると自然にターンができるんだ。

まずはゆるやかな斜面ですべってみよう。

ストックを持たずに練習するとやりやすいよ。

 

asiuraターンをする時の体重のかけ方を、足の大きさで表しているよ。足が大きいほど、その足に体重がかかっているんだ。

 

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左足から右足へと体重を移動するだけで、きれいなターンができるよ。
ターンとターンの間に、ハの字の基本姿勢に戻って2、3秒すべったら、反対の足に体重を乗せよう。

 

 

 

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