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私たちの体は、どのようにつくられているのでしょうか。 成長期のみなさんにとって、大切な毎日の食事と、ねむりについて、いっしょに考えてみましょう。
食べた物でつくられる私たちの体
小学生の体は、毎日食べるご飯で、少しずつ筋肉ができて骨がのびています。食べ過ぎや運動不足で、「太り気味」になっていませんか?運動したり、おやつの量や種類を見直したりすれば、体重が増え過ぎることはありません。
反対に、標準の体重なのに、無理なダイエットをしていませんか?食事をしっかりとらないと、筋肉や骨に必要な栄養が不足して、身長がのびません。さらに、大人になってから「骨そしょう症」になることもあり、こしが曲がったり、骨が折れやすくなったりします。
健康的に成長するために、毎日の食事がとても大切です。図1をチェックして、食生活を見直しましょう。
深いねむりは身長と学力をのばす
「ねる子は育つ」ということわざのとおり、ねている間に、身長をのばすための成長ホルモンが体内に出ます。それをたくさん出すには、ぐっすりねむることが必要です。ねる直前まで、テレビを見たりゲームをしたりすると、脳が刺激を受けて、ぐっすりねむることができません。ねる直前に食べることも、深いねむりをさまたげます。
ねている間は、深いねむりと浅いねむりが交互にくり返され、頭の中は、その日の出来事や学習したことを整理しています。それをくり返すことで、記憶が定着するといわれています。
成長期には、身長をのばすためにも、記憶の定着や学習効果を上げるためにも、ねむることがとても大切なのです。