今月のテーマ「自然と環境とホテル」
今回お話を聞いたのは、ウェスティン ルスツリゾート総支配人の宮崎 敦さんです。同ホテルの環境に配慮した活動や食への取り組みなどについて、うかがいました。
地域に密着した、自然と調和する
施設を展開することで、人と地球に
優しいホテルを目指したい。
ウェスティン ルスツリゾート 総支配人 宮崎 敦 さん
1994年、スターウッドホテル&リゾート入社。
国内外のホテルでの料理長、オペレーションマネジャーなどを経て、2015年9月よりウェスティンルスツリゾート総支配人を務める。
宿泊すると元気になれるホテル
留寿都村の大自然に広がるルスツリゾート。そのルスツタワーホテルがリニューアルし、2015年12月、ウェスティン ルスツリゾートとしてオープンしました。
「ウェスティン ルスツリゾートは、北海道の自然と調和したホテルです。館内のさまざまなところに、動物のモチーフや、山、川などのデザインを使っています。
ここに宿泊することで、自然を感じ、健康に良い食事をとり、帰るときに元気になってもらえるホテルを目指しています」と宮崎さんは話します。
エネルギーと水の使用量を大幅カット
エコや食への取り組みについて、宮崎さんは次のように教えてくれました。
「ホテルのグループ全体で、2020年までに電気、ガス、ガソリン、重油の使用エネルギーを30%、水の使用量を20%削減することを目標にしています。2008年からスタートした取り組みで、残り3年でクリアできる見込みです。また、近隣のルスツファームで育てた食材を提供することで、輸送距離を減らす、地産地消にこだわった食の展開を計画中です。」
最後に、宮崎さんご自身のエコ活動についてうかがいました。「なるべく車を使わず、歩くようにしています。まず自分にできることから始めることが大切ですね。」