8月は野菜摂取強化月間として、札幌市ではさまざまな取り組みを行っています。北海道のおいしい野菜が豊富にとれる夏に、栄養のつまった野菜をたくさん食べましょう。

元気に過ごすために野菜を食べよう

 みなさんは、毎日野菜を食べていますか? 野菜は、ビタミンやミネラル、食物せんいを豊富にふくんでいます。野菜のおかずを1食1皿以上、1日で5皿を食べるようにしましょう。

 野菜は体の調子を整えるといわれています。野菜の栄養が、健康とどう関係するか見てみましょう。

 

●ビタミン

 赤や緑、黄色系の野菜に多くふくまれます。ビタミンAは目や皮ふの健康を保ち、ビタミンCは血管を強くする作用があります。

 

 

●ミネラル

 緑や白い野菜に多くふくまれます。カリウムは、余分な塩分を体の外に出す手助けをします。カボチャや小松菜などの、色のこい野菜に多くふくまれるカルシウムは、骨や歯を作ります。体を作り、体の機能を調節する作用があり、不足するとさまざまな体の不調が発生します。

 
●食物せんい

 ゴボウや切り干し大根など、歯ごたえのある野菜に多くふくまれます。腸の調子を整えて便秘を防ぎ、体の調子を良くします。

 しっかりした体を作り、体が持つ本来の力をぐんぐん発揮させるために、朝・昼・夕の3度の食事をしっかりとって、毎日元気に過ごしましょう。