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スポチルの表紙をかざった、アシルスフィーダ北海道の森﨑天夢(もりさき あむ)さんと、チームメイトの山崎真央(やまざき まお)さんが、元コンサドーレ札幌で活躍したサッカー選手・曽田雄志(そだ ゆうし)さんと、お話しをしました。ここで、その内容を紹介します。
森﨑さんと山崎さんは、生まれつき足に障害があります。
今、アンプティサッカーという、切断や麻痺などの障害を持つ人がプレーするサッカーをがんばっています!
何でだと思う?
そういうことも、もちろんあるんだけど、けがもあるんだ。ぼくは、プロの7年目くらいのときから、ひざの半月板を痛めたり、腰もヘルニアになってしまったり。
J2で優勝して、J1に行けたんだけど、ぼくのひざと腰は、もうボロボロになってしまって結局手術したんだ。その後、リハビリをして復帰しても、またすぐひざが悪くなって、引退することになったんだ。本当はもっとやりたかったんだけどね。
ぼくは、アンプティサッカーをやっているところを見たことがあるんだけど、森﨑くんはいつからやっているんですか?
テレビでやっているのを見て、やりたいなと思ったのがきっかけです。
お母さんに誘われて始めました。
森﨑くんはどう?
アンプティサッカーをやっていて、一番楽しいとき、うれしいときって、どんなとき?
2人のこれからの目標ってありますか?
ぼくは一度、日本代表に入ったことがあるんだけど、日本代表に入るために必要なことってなんだと思う?
いろいろな人がいるし、その人のやり方ってあると思うんだ。
日本代表になった人、オリンピックに行った人、ワールドカップに出た人、いっぱい知り合いいるんだけど、そういう人が言うことで、同じことがあるんだよ。知りたい?
例えば、練習きついな、疲れたって思うよね。でも、本当はもうちょっとやった方がいいよな、まだうまくできていないから、もっと練習した方がいいよなって思ったりするよね。でも、今日は疲れているからこれぐらいでやめておこうって。
本当は自分でやった方がいいって気づいているのにやらない。そうやって自分にうそをついている選手は、トップ選手にはいないんだよね。思ったこと、気づいたことを、そういう選手たちは絶対やる。気になったら絶対にやる。
テクニックがなくても、背が小さくても、上に行っている選手はみんなやっているんだ。自分に絶対に負けない、絶対にうそつかないっていうことポイントだよ。覚えておいてね!
最後に、ぼくの周りにも障害を持っている人がいるけれど、事故で体に障害をおってしまった人もいる。アンプティサッカーにチャレンジしている2人から、障害を持っている人に向けて、伝えたいことはあるかな?
今後、ぼくともいっしょにサッカーしたいね。これからもあきらめないで、2人ともがんばってね!
曽田雄志さん
元コンサドーレ札幌所属。現在は、A-bank北海道代表、北海道教育大学岩見沢校芸術・スポーツビジネス専攻スポーツマーケティング研究室講師、ノルディーア北海道球団代表などを務める。
A-bank北海道
森﨑さん、山崎さん所属のアンプティサッカーチーム
アシルスフィーダ北海道