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スポチルの表紙をかざった、アシルスフィーダ北海道の森﨑天夢(もりさき あむ)さんと、チームメイトの山崎真央(やまざき まお)さんが、元コンサドーレ札幌で活躍したサッカー選手・曽田雄志(そだ ゆうし)さんと、お話しをしました。ここで、その内容を紹介します。

森﨑さんと山崎さんは、生まれつき足に障害があります。

今、アンプティサッカーという、切断や麻痺などの障害を持つ人がプレーするサッカーをがんばっています!

 

曽田さん
ぼくは2001年から9年間、プロのサッカー選手をやっていたんだよね。コンサドーレ札幌って知ってる?
森﨑さん
うん、知ってる!
曽田さん
コンサドーレ札幌で、ずっとサッカーしていたんだけど、サッカー選手でもサッカーができなくなっちゃうときってあるんだ。
何でだと思う?
森﨑さん
うまくなれないとか?
山崎さん
歳とったからとか?
曽田さん
あぁ、そうだよね。歳をとると、若いときよりも速く走れなくなったり、強くボールをけれなくなったりするよね。

そういうことも、もちろんあるんだけど、けがもあるんだ。ぼくは、プロの7年目くらいのときから、ひざの半月板を痛めたり、腰もヘルニアになってしまったり。

J2で優勝して、J1に行けたんだけど、ぼくのひざと腰は、もうボロボロになってしまって結局手術したんだ。その後、リハビリをして復帰しても、またすぐひざが悪くなって、引退することになったんだ。本当はもっとやりたかったんだけどね。

ぼくは、アンプティサッカーをやっているところを見たことがあるんだけど、森﨑くんはいつからやっているんですか?

森﨑さん
1年前です。
テレビでやっているのを見て、やりたいなと思ったのがきっかけです。
曽田さん
山崎くんは?
山崎さん
3年前です。
お母さんに誘われて始めました。
曽田さん
最初からやる気だった?
山崎さん
けっこう緊張してた。
曽田さん
無理じゃないかな、とか思って、心配だったかな。
森﨑くんはどう?
森﨑さん
最初はイベントがあって、やる気まんまんで行ったら、楽しかった。
曽田さん
そうなんだ。
アンプティサッカーをやっていて、一番楽しいとき、うれしいときって、どんなとき?
山崎さん
一番うれしいのは、点数を決められたときかな。
曽田さん
他にもある?アシストとかもあるよね。いいパスが出せたときとか。ドリブルで人を抜くときとか。ピンチのときに相手のシュートをブロックするとか。
山崎さん
やっぱりぼくは点数を決めたとき。
森﨑さん
ぼくはシュートもパスも楽しい。

 

 

曽田さん
シュートして点を取るのが好きな選手もいれば、自分のパスで相手がシュートを決めてくれるのが好きな選手もいる。人によって、一番楽しいことがちがうみたいだね。

2人のこれからの目標ってありますか?

森﨑さん
たくさん練習して、アンプティの日本代表になること。パラリンピックに出たい。
曽田さん
海外のチームの選手と対戦するのはこわくない?
森﨑さん
こわくない。
山崎さん
ぼくはこわい。
曽田さん
すごく大きな選手とかいるかもしれないよね。

ぼくは一度、日本代表に入ったことがあるんだけど、日本代表に入るために必要なことってなんだと思う?

森﨑さん
うまくなること。
曽田さん
そうだね。
いろいろな人がいるし、その人のやり方ってあると思うんだ。

日本代表になった人、オリンピックに行った人、ワールドカップに出た人、いっぱい知り合いいるんだけど、そういう人が言うことで、同じことがあるんだよ。知りたい?

森﨑さん
知りたい!
山崎さん
知りたい!
曽田さん
それは「自分にうそをつかない人」なんだ。

例えば、練習きついな、疲れたって思うよね。でも、本当はもうちょっとやった方がいいよな、まだうまくできていないから、もっと練習した方がいいよなって思ったりするよね。でも、今日は疲れているからこれぐらいでやめておこうって。

本当は自分でやった方がいいって気づいているのにやらない。そうやって自分にうそをついている選手は、トップ選手にはいないんだよね。思ったこと、気づいたことを、そういう選手たちは絶対やる。気になったら絶対にやる。

テクニックがなくても、背が小さくても、上に行っている選手はみんなやっているんだ。自分に絶対に負けない、絶対にうそつかないっていうことポイントだよ。覚えておいてね!

最後に、ぼくの周りにも障害を持っている人がいるけれど、事故で体に障害をおってしまった人もいる。アンプティサッカーにチャレンジしている2人から、障害を持っている人に向けて、伝えたいことはあるかな?

森﨑さん
障害を持っている人は、新しいことにチャレンジしたり、いろいろなスポーツを楽しんだりするのがいいと思います。ぼくはアンプティをやって、すごく楽しいです。
山崎さん
北海道でアンプティサッカーをやっている人が少ないから、もっとアンプティのことをみんなに知ってもらって、いっしょにサッカーをやりたいです。
曽田さん
それいいね。
今後、ぼくともいっしょにサッカーしたいね。これからもあきらめないで、2人ともがんばってね!

 


曽田雄志さん
元コンサドーレ札幌所属。現在は、A-bank北海道代表、北海道教育大学岩見沢校芸術・スポーツビジネス専攻スポーツマーケティング研究室講師、ノルディーア北海道球団代表などを務める。
A-bank北海道

森﨑さん、山崎さん所属のアンプティサッカーチーム
アシルスフィーダ北海道

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