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飲み物や調味料などの容器として、ペットボトルは毎日のように使うよね。
使用ずみのペットボトルは、リサイクルされていることを知っているかな?どのように、どんな物にリサイクルされているんだろう?
いっしょに工場にせん入して、見てみよう!

使用ずみのペットボトルが資源として生まれ変わる!
毎日の生活で使用するペットボトル。みんなが住んでいる札幌市では、かん、びんといっしょに収集しているよ。集められたペットボトルは、資源選別センターで仕分けされて、ペットボトルリサイクル工場へ送られるんだ。
とても大きな機械を使って、塩ビ(PVC)のボトルや金属、ラベル、その他のごみなど、混ざっているものを取りのぞき、ペットボトルは8㎜以下のフレーク状にくだかれる。そして、卵のパック、野菜やフルーツのパック、繊維、ペットボトルなど、いろいろなものに生まれ変わるんだよ。
ペットボトルが回収されるときに、キャップやラベルが付いたままだったり、中に飲み物が残っていたりすると、リサイクルするための作業が増えて、とても大変なんだ。だからキミも、リサイクルしやすいように、ルールを守って分別するようにしてね!
スタート
選別センターで、ペットボトルはつぶされて、500~600本ぐらいにまとめられるよ。
このかたまりを“ベール”と呼ぶんだって。ベールを解体しながら、機械に投入していくよ。

ペットボトルはベルトコンベアに乗って、進んで行くよ。
その途中で、ラベルをはがしたり、かんや塩ビ(PVC)などの容器が混ざったりしていたら、分けていくんだ。

機械で取りのぞけなかったものを、手作業で仕分けるよ。いろいろなごみが入っているペットボトルもあるんだって。
ペットボトルを機械でくだくよ。8mm以下と、とても小さいフレーク状にするんだ。
ここまでで取りのぞけなかったキャップやラベルなども、いっしょにくだかれるよ。

フレーク状になったペットボトルを水で洗うよ。
ラベルやキャップなどは軽いから水にうくけれど、ペットボトルはしずむから、そうやってさらに分けるんだ。

大きな袋の中身は、くだいたときに出たペットボトルの粉やごみ。
火力発電所に運ばれて、燃料として使われるんだって。
ゴール

きれいなフレーク状になったペットボトルは、サイロに集められたり、大きな袋に入れたりして、他の工場へ運ばれ、リサイクルされるんだ。
いろいろなものに生まれ変わるよ!
卵のパック、野菜やフルーツのパック、衣類に使う繊維、ペットボトルなどにリサイクルされるよ!
監修:札幌市環境局環境事業部