広い校区内で環境学習を
白石区米里小学校の校区はとても広く、時間をかけて登下校している児童も少なくないそうです。
登下校はちょっと大変かもしれませんが、広い校区内には、白石清掃工場や水再生プラザ、牧場などがあり、4年生を中心として、環境学習を行っています。
まず、4年生のみなさんは、ゴミステーションの調査をしています。自分たちが出すごみ、地域のごみの出し方などを調べ、ごみがその後どのようになっているのか、問題意識を持ちます。
そのうえで、白石清掃工場の見学・調査を行っているそうです。
自分たちの校区に札幌市のごみが集まり、処理されていることを知り、自分たちの住む地域の重要性を学びます。また、たくさんのごみが衛生的に処理されている過程と、そのための工夫や努力も見ることが、自分のエコ活動につながりますね。
水再生プラザでも、下水の処理も校区で行われていること、下水から分離された汚泥や水の再処理などを学びます。
校区内で農業体験も
さっぽろっ子農業体験として、体験学習も行っています。
実際に動物にふれながら作業をすることで、自分たちの給食に出る牛乳などの乳製品には、たくさんの人々の努力があることを理解します。また、自分たちが食べている食品は、命の一部をいただいていることを実感できる体験です。こういった活動で、食べ物を大切にする意識が育ちますね。
よねさとっ子エコアクション
各学級ごとや、個人で取り組むエコアクションを決定し、1日最低1つ、実践しているそうです。活動のふり返りとして、図にして成果を全体で確かめているそうです。
牛乳パックのリサイクルも、環境委員会のメンバーが中心となって、しっかりと取り組んでいます。
開いて、洗って、かわかして、数えてたばね、
専用のボックスで回収します。
牛乳パックの開き方は、環境委員のメンバーがポスターで解説してくれているので、児童のみなさんもしっかり取り組めているそうです。
米里小のキャラクター「ひまごめ」
米里小には、オリジナルのキャラクターがいます。
「ひまごめ」という、ひまわりとお米のキャラクターで、児童が作ったそうです!
照明のスイッチなどの近くで、「ひまごめ」がみんなのエコ活動を見守っています。
とってもかわいい「ひまごめ」。
こんなキャラクターがいたら、毎日楽しくエコ活動できそうですね!