【あにまるレポート vol.17】今月のどうぶつ:シマフクロウ

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シマフクロウ
Suricata suricatta

生息地:北海道、ロシア、中国
フクロウ目/フクロウ科

円山動物園には2羽います

 

最大級のフクロウが絶滅の危機

つばさを広げると約180cmもあるフクロウが大空を飛ぶ姿を見たことはありますか。

それは世界最大級のフクロウの仲間、シマフクロウです。天然記念物で、日本では道東を中心に100~200羽しかいません。

直径1mほどの大木に巣を作り、1~2個の卵を産みます。主食は魚類で、カエルやネズミなども食べます。

ダムや農地をつくるための大規模な森林伐採により、巣を作るための大木がなくなり、また、川の汚染による魚の減少や、交通事故などにより、数が減ってしまいました。

国は、木に巣箱を付けたり、池を作って魚を放したりして絶滅を食い止めようとしていますが、あまり効果がありません。

「ゴミを分別する」「電気をむだに使わない」など、私たちにもできるちょっとした活動でも、みんなが継続して行えば、自然や動物の保護につながります。

 

みんなで守ろう「コタン・コロ・カムイ」

アイヌ語で「コタン・コロ・カムイ(村の守り神)」と呼ばれている

シマフクロウは、かつて北海道が豊かな自然でおおわれていたころは、人々の暮らしの近くで生きていました。

事故でつばさが折れて保護されたメス

円山動物園では、オスとメスの2羽を飼育し、野生にかえすことを目指しています。

まだヒナは誕生していませんが、太い声で「ホーホー」と鳴き合い、オスがメスにえさを運ぶ求愛行動が見られています。

飼育している「野生復帰施設」は、いつもは公開していません。
毎週土曜日11時半からのガイドツアーに参加すれば、特別に見学できます。

自然や動物を守るためにできることを、ぜひ考えてみてくださいね。

 

まるやまニュース  「干支展」

来年の干支「戌」にちなんで、円山動物園で飼育しているイヌ科の動物の「シンリンオオカミ」のパネル展を開催中だよ。

日程:2018年1月7日(日)まで
場所:エゾシカ・オオカミ舎

 

円山動物園の獣医さんに聞いてみよう

Q.なぜ、カバはフンをまき散らすの?

A.オスのカバだけが、フンをまき散らします。

それは、なわばり確認やいかくのための行動といわれています。カバは、自分のにおいを示す「まきフン」をすると、落ち着き、安心して行動ができます。

 


取材協力・監修/札幌市円山動物園

札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 TEL.011-621-1426 
開園時間:3/1~10/31…9時30分~16時30分、11/1~2月末日…9時30分~16時 休園日:毎月第2、第4水曜日(祝日の場合は翌日)、4月第3週の月~金曜日、11月第2週の月~金曜日

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