【あにまるレポート vol.22】今月のどうぶつ:ハダカデバネズミ

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ハダカデバネズミ
生息地:エチオピアなど乾燥の強い地域
ネズミ目/デバネズミ科

 

円山動物園には9頭います。オス4頭・メス5頭

 

寝室で寄りそい、温め合ってねむります

 

群れのために生きる「真社会性」

 はだかで出っ歯のネズミ、その名もハダカデバネズミ。「なぜはだかなの?」「なぜ出っ歯なの?」と、次々と疑問がうかんでくるでしょう。

 まず、なぜ毛がないのでしょうか。地中に穴をほって暮らし、ほとんど地上に出ないので、はだを守り、体温調節をするための毛はいりません。正確には、感覚毛という毛がわずかに生えています。ほとんど見えない目の代わりに、感覚毛を使って移動したり、危険をさけたりします。次に、どうして出っ歯なのでしょう。するどく長い前歯は、巣穴をほったり、かたい木の根を食べたりするのに役立ちます。おどろくことに前歯を大きく左右に開くことができ、大きなえさもくわえて運べます。

 

1週間で5mmのびる前歯

 アリやハチのような「真社会性」という社会構造で、80~300頭の群れで生活しています。群れの中では、1頭の女王だけが子どもを産み、授乳をしますが、他のメスが子どものお世話をします。他にも、巣穴を広げ、えさを運ぶ係や、天敵のヘビに立ち向かう係、赤ちゃんを温める係など、群れのためにそれぞれの役割を果たしています。

 

小鳥のようなかわいい鳴き声

 

 

 円山動物園には9頭います。巣穴に近付いて耳をすませてみてください。ピヨピヨとまるで小鳥のさえずりのような鳴き声が聞こえてきます。18種類以上もの声を使い分け、仲間同士で情報を伝達し合っているのです。

 一般的なネズミの寿命は2〜3年ですが、ハダカデバネズミの寿命は30年以上と非常に長いのも特徴です。ガンにならない哺乳類といわれ、世界中の研究者が遺伝子レベルでの研究を進めている、注目の動物です。

 

 

第12回アースデイを開催

 

「地球」「命」「人と動物」「環境とのつながり」を感じ、地球のことを考え、行動するイベントだよ。ぜひ参加してね!

日時:5月19日(土)・20日(日)10:00〜16:00
場所:園内各所

 

教えて! 飼育員さん

Q.ホッキョクグマの毛の下の皮ふは、本当に黒なの?

 

 

A.ホッキョクグマの皮ふは、生まれてすぐの子グマはピンク色ですが、5カ月を過ぎたころから、だんだん黒くなります。光のエネルギーを取り込みやすくするために、皮ふが黒いといわれています。

 


取材協力・監修/札幌市円山動物園

札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 TEL.011-621-1426 
開園時間:3/1~10/31…9時30分~16時30分、11/1~2月末日…9時30分~16時 休園日:毎月第2、第4水曜日(祝日の場合は翌日)、4月第2週の月~金曜日、11月第2週の月~金曜日

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