小学5年生のピアニスト


キャリチル5月号の表紙をかざった山平爽太さんは、厚別北小学校に通う小学5年生。ピアノをがんばっていて、さまざまなコンクールですばらしい成績をおさめているよ。

山平さんがピアノを習い始めたのは、4歳のころ。家の近所のピアノ教室に通っているんだって。小学2年生のときに、ピアノ教室の先生のすすめで日本バッハコンクール全国大会に参加し、見事1位に!

「立派なトロフィーや賞状をいただけて、すごくうれしかったです」とそのときの気持ちを山平さんは嬉しそうに話してくれたよ。

2年生のときの、この経験がきっかけとなり、その後もさまざまなコンクールに参加してきた山平さん。3年生でJPTAピアノオーディション全国大会1位、4年生で毎日こどもピアノコンクール金賞及びJr.21世紀賞、ショパン国際ピアノコンクール in Asiaアジア大会銀賞と、すばらしい成績をおさめているよ。

トロフィーや賞状、メダルがたくさん!

むずかしい曲にも挑戦し、ピアノを続けている理由について聞いてみたら、「自分の表現ができるから」と山平さんは話してくれたよ。ピアノをひいている間は、「それぞれの曲に関わる人などを想像しながらひいています」とのこと。

取材した日、ショパンの「子犬のワルツ」とモンサルバーチェの「イヴェットのためのソナチネ第3楽章」という曲をひいてくれたのだけど、どちらもとてもすばらしい演奏だったよ。

将来の夢は、「海外を飛び回る国際的なピアニスト」とのこと。好きな科目は道徳と社会で、学校の休み時間は、友達とおにごっこをしたり、本を読んだりするのが好きという山平さん。今年もさまざまなコンクールに挑戦する予定なんだって。

今後の活躍に期待しているよ。山平さん、これからもがんばってね!