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2003年、北海道むかわ町・穂別で、恐竜の化石の一部が発見された。その後、ハドロサウルス科の恐竜の全長8m以上になる、ほぼ全身の骨格化石が発掘されたんだ。その恐竜は「むかわ竜」と呼ばれているよ。ここで、恐竜がいた時代のこと、化石のことをいっしょに見てみよう。

 

恐竜がいた時代の北海道

上の図では、恐竜がいた時代の日本列島を白い線で表しているよ。今の北海道がある場所は海になっていて、2つの陸地に分かれていたんだ。

 

むかわ竜 ここがすごい

©むかわ町穂別博物館

むかわ町で発掘された「むかわ竜」は、7200万年前の後期白亜紀・マーストリヒチアンと呼ばれる時期の恐竜だといわれている。海の地層から恐竜の全身骨格化石が見つかるのは日本で初めてで、大雨や洪水などで海へと流された「むかわ竜」がほぼそのままの状態で化石になったため、奇跡的にほぼ完全な形で発掘することができたと考えられているよ。

 

現在の北海道

2つの陸地に分かれていた北海道は、地殻変動によってお互いに近づき、1つの島となった。その間に閉じ込められた海底がめくれ上がり、日高山脈ができたよ。当時の海底にたまった蝦夷層群*1からは、白亜紀*2の海の生物がよく発見されているよ。

*1 蝦夷層群…白亜紀の海底にたまった砂・泥からなる地層。
*2 白亜紀…地球の地質時代の1つで、約1億4500万年 前から6600万年前を指すよ。

 

化石ができるまで

海底に動物の死体が横たわる

その上に砂や泥がつみ重なる

長年のうちに、砂は砂岩に、泥は泥岩になる

地殻変動によって地層が水面から顔を出す

表面に出てきた地層が、雨や風でけずられて化石が発見される

 

むかわ町穂別博物館に行ってみよう!

むかわ町穂別博物館にはこの地域で見つかったクビナガリュウやアンモナイトなどの化石が主に展示されているよ。 「むかわ竜」の化石の一部も見ることができるよ!

 


北海道むかわ町「恐竜ワールド構想」
化石にふれあい、化石に学ぶまちづくり 【旅行代金無料】 

北海道むかわ町では、国内最大の恐竜全身骨格化石(通称:むかわ竜)が発掘され、“今世紀最大の発見”と国内外から注目を集めています。化石の発掘やクリーニング体験を行い、「むかわ竜」の価値について理解を深めるプログラムです。

くわしくは >>>  化石にふれあい、化石に学ぶまちづくり  まで

 

【お申込み・お問い合わせ先】

JTB地球いきいきプロジェクト2018 受付デスク

お申込みはハガキに参加者氏名・年齢・住所・電話番号を記入のうえ8月31日(金)までにご郵送ください(消印有効)。ご参加決定者には、9月7日(金)までにご連絡いたします。

〒060-0001 札幌市中央区北1条西6丁目1-2 アーバンネット札幌ビル 8F
電話:011-231-7311
【担当者】沼田 
【休業日】土・日・祝 
【営業時間】9:30〜17:30
【協力団体】恐竜ワールドセンター

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