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みんなもよく知っている図書館。今回は、図書館で働いている人がどんな仕事をしているのか、札幌市中央図書館にせん入して調査したよ。今まで知らなかった「プロのワザ」も発見! さあ、図書館の仕事をいっしょに見てみよう!

 

司書の仕事を知ろう!

みんなは、図書館にどのくらいの本があるか想像できるかな?札幌市中央図書館には、本や資料などがなんと約83万4000冊もあるんだって。

1日の来館者数は約1300人。図書館には、図書に関する専門の資格を持った「司書」がいるよ。札幌市中央図書館では、司書の仕事をしている人を「図書情報専門員」と呼んでいて、19人が働いている。他にも、調べ物を専門に行う人や館内の設備を管理する人など、約60人が働いているんだ。

図書情報専門員の仕事は、大きく分けて3つ。1つ目は、カウンターでお客さんの対応をすることだよ。本の貸し出しや返却のほか、本を探すお手伝いもするんだって。

 

こわれた本の修理や「選書」も大事な仕事

2つ目は、こわれた本の修理だよ。本のつくりやこわれた部分に応じて、専用ののりやテープを使ってていねいに直すんだ。また、図書館にどんな本を置くか決める「選書」も大事な仕事。

新しく出た本を紹介する「新刊一覧」を見ながら、新たにどんな本があったらみんなに読んでもらえるか考えながら選ぶよ。人気のありそうな本の他に、専門書など「学校や家庭では買うのが難しそうな本」も意識して選んでいるんだって。注文すると、本を保護する透明のカバーやラベルが付いた状態で届くから、それらがきちんとはられているかチェックして、本だなに並べるよ。

3つ目は、行事や展示の準備。グループのみんなと話し合いながら、内容を決めていくんだ。行事に参加してみたい人は、図書館のホームページをチェックしてね!

 

小学生のみんなは、どんなことに気を付けて図書館を使うのがいいのかな?
図書情報専門員さんに、みんなへのメッセージを聞いてみたよ。

本は元の場所にもどそう!
図書館の本はみんな「自分の場所」が決まっているよ。勝手な場所にもどすと、本が迷子になってしまう。元の場所が分からなくなってしまったら、返却だなやカウンターに返そう。

本はていねいにあつかおう!
本はみんなの物。はげしくこわれてしまったり、水にぬれてしまったりすると、直すのも大変。帰り道で急に雨が降ることもあるから、本を借りるときは袋を持って行こうね。

いろいろな本を読んでみよう
読書の経験は、みんながこの先、困ったことや迷ったことがあったときに解決のヒントになるはず。「これしか読まない」と決めずに、小学生のうちからいろいろな本を手に取って読んでもらいたいな。

 

発見!プロのワザ1
本探しも手伝ってくれる!

カウンターでは本のバーコードを読み取り、貸し出しや返却の手続きをするよ。本が見付からないときはカウンターの人に聞いてみよう。いっしょに探してくれるよ。

図書館で働く人はエプロンをしていることが多い。これは、下に着ている洋服のよごれ防止と、制服の代わりとしての2つの意味合いがあるよ。「エプロンを着ている人は図書館の人だな」とすぐ分かって声をかけやすいね。

 

発見!プロのワザ 2
こわれた本は専門の道具で修理

ページがバラバラになってしまったら、はがれたページを専用ののりでくっつけて、クリップで固定してかわかすよ。専用ののりは2種類あって、こわれた本の状態によって使い分ける。破れたページは専用テープではり合わせるよ。セロハンテープは時間が経つと変色してしまうから、使わないんだって。

もし図書館で借りた本が破れているのを発見したら自分で直そうとせず、そのままの状態で持って行き、カウンターの人に修理をお願いしようね。

外れページの直し方の例

①のりをつけて
②はがれた部分をとめる
③クリップで固定

 

発見!プロのワザ 3
本は正しい位置に片づける

図書館の本にはラベルが付いていて、分類記号や番号が書かれている。その記号や番号の順に本が並べられているんだ。

図書室の他に、書庫にも本が置いてあるよ。中央図書館の書庫は地下にあるから、図書情報専門員さんは重い本を何冊もかかえて、1日に何度も地下と1階の図書室を行き来することもあるそう。

体力も必要な仕事なんだね。

 

学校の図書館もチェック

みんなの小学校にも、図書の専門知識がある「司書教諭」がいて、本の管理や選書、図書カードの作成などをしている。保護者やボランティアが本の整理や修理、読み聞かせをしてくれている学校もあるよ。

図書委員会でも、休み時間の本の貸し出しやおすすめ本の紹介、読み聞かせなどをしているね。「かいけつゾロリ」「サバイバル」「ハリーポッター」のシリーズ、歴史人物の伝記などが小学生たちに人気みたい。

キミの小学校ではどうかな?

 

取材協力:札幌市中央図書館

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