空手が大好きな小学生姉妹


スポチル10月号の表紙に登場いただいた、二階堂天夕(あゆう)さん(小学5年生)、心結(みゆう)さん(小学3年生)。空手をがんばっている姉妹だよ。2人とも幼稚園の頃から、新極真会平山道場で習っているんだ。

2人が空手を始めたのは、お母さんの影響なんだって。お母さんの智香子さんは、空手の全国大会で優勝した経験の持ち主。現在はヨガの先生をしているというお話だよ。

すごくたくさんの賞状とトロフィー!2人ともいろいろな大会で、優秀な成績をおさめているよ。今年は、第十一回新極真会平山道場空手道錬成大会の型の部で、それぞれ準優勝を獲得。形と組手を合わせて250名ほど参加していた大会で準優勝なんて、ほんとすごいよね!

空手にはいろいろな流派があって、二階堂さんたちの新極新会は形(かた)で身体を当て合う流派。東京オリンピックから空手が正式種目になるのだけれど、形でも身体を当てない流派が採用されるんだって。でも、将来的には新極真会といった身体を当て合う流派も正式種目になるのではないかと言われているそうだよ。

2人に、空手をやっていて良かったことは何?と聞いてみたところ、

「心と体が強くなっているし、礼儀やあいさつも教えてもらえること」とのこと。空手が大好きだから、練習をつらいと思うことはないんだって。

将来の夢は、2人とも「世界チャンピオンになること」。練習をいっぱい積んで、ぜひ実現させてほしいね。

こんなに空手をがんばっている2人だけど、他にもピアノ、英語、習字、フラダンスを習っているそう。週に3回空手の練習があるから、とっても忙しいね!

 

先生とお母さんにもお話しを聞いたよ


平山道場の平山先生にも、お話しを伺ったよ。

「空手は、突きや蹴りといった武道を身に付けるだけではなく、礼儀作法や謙虚な心も学ぶことができます。オリンピック種目になることが決まりましたが、勝ちを意識するスポーツ化しているところがあります。優勝することは大事ですが、最も大切なことは礼儀です。子どもたちは、純粋な心で、のびのびと練習に励んでいます。1人で生きていく力を身に付けられるよう、指導していきたいと思います」と平山先生。

「平山先生とご縁があり、私をはじめ子どもたちも空手を始めました。子どもたちは、一試合ごとに心が育っていると感じています。空手を通じて、ぶれない心だったり、人と人とのコミュニケーションを育てることができます。これからも、心・技・体で、成長していってほしいですね」とお母さんは話してくれたよ。

天夕さん、心結さん、これからも練習がんばってね。2人の活躍に期待しているよ!