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毎回、さまざまな職業で活躍中のプロフェッショナルが登場!「どんな仕事?」「どんな人が向いているの?」などインタビューするよ。今回は、どんな話が聞けるかな?
久米井 大輔さん
株式会社デクスチャー 社長
アートディレクター[札幌市出身]
東京と札幌のデザイン会社で働いた後、創業。広告やウェブのデザイン、イベントグッズの企画・制作などを行う。東京2020年オリンピック・パラリンピックのエンブレムデザインの公募で14,599作品の中から佳作に選ばれた。
アートディレクターは映画監督のような役割
仕事内容を教えてください。
広告のデザイン、イベントのカードやパンフレットの制作、食品のパッケージデザイン、CDジャケットのデザインなどいろいろな仕事があります。アートディレクターは、1つのデザインだけでなく、プロジェクト全体を見て判断する「映画監督」のような役割になります。

仕事の魅力はどんなところですか。
お客さん(クライアント)から依頼を受けてデザインをしますが、そのお客さんの予想を超えるようなアイデアがうかんだとき、そのアイデアをデザインで表現できたときが楽しいです。100%ではなく120%の仕事をしようといつも心がけています。
小学校の勉強がデザインに役立つ
デザイナーやアートディレクターに向いているのはどういう人ですか。
デザインは、伝えたいことを目に見える方法で他の人にうったえたり、見た人の心を動かしたりするもの。作る人と見る人の間には「コミュニケーション」があります。なので、向いているのは「コミュニケーションができる人」ですね。
コミュニケーション力は小学生でもみがくことができます。人見知りでみんなの前で話すのが苦手という人も、発言する場面があったときには自分の思ったことをちゃんと伝える、作文で自分の考えを書けるようにするというのを意識してみてください。
また、デザインの仕事は図工だけでなく、国語や算数、英語などを使う場面も多いです。小学校で学んだことを生かせる仕事なので、小学校での勉強をしっかりしておいてほしいですね。

小学生にメッセージをお願いします。
みなさんの周りには、どこを見てもデザインがあるはずです。見る、知る、遊ぶ、経験する、そういったことの1つ1つが、将来デザインをするときの引き出しの多さにつながります。たくさん遊び、たくさんチャレンジしてください。
