今月のテーマ:論理的な思考を育てる

今回、お話をうかがったのは、パルティス・ロボットアカデミーの渡邊俊之さんです。小学生向けのプログラミング教室のことや身に付けられる能力について、お聞きしました。

 

エ順序立てて物ごとを考える―。
プログラミング的思考を身に付けながら、
自ら発信する能力も育んでほしい。

株式会社フレックスジャパンIT教育事業部
パルティス・ロボットアカデミー責任者
渡邊 俊之 さん

株式会社フレックスジャパンの「パソコンスクールパルティス」に勤務。販促、営業、職業訓練担当、パソコンインストラクターを経て、現在小学生向けロボットプログラミング教室の責任者を担当。

 

理由を考えることが大切

2020年から小学校でのプログラミング教育の必修化が決まっています。

「ロボットアカデミーでは、レゴブロックやスクラッチという教材を使った小学生向けのプログラミング教室を運営しています。ロボットを作り動かすことはとても楽しいですが、うまくいかなかったときにどこを直せばいいのか、何を調整すればいいのかを常に問いながら授業を進めています」と渡邊さんは話します。

また、子ども学会という発表会を行っているそうです。「ロボットやプログラミングについて聞く人のことを考えてプレゼンを行います。中には発表が苦手な子もいますが、必ず全員にやってもらいます。」

 

論理的な思考と発信力も育てたい

「プレゼンの様子を、YouTubeにアップします。URLや二次元コードをご家族にお知らせし、ご覧いただいています。プログラミングを学び論理的に物事を考えることができるようになると、順序立てて、かつ分かりやすく相手に伝えることができるようになります。」

エコの側面についてもお話をいただきました。「内気な性格の子どもでも、自ら節電や節水などのエコを広く呼びかける発信力を養うことができます。そういった能力ものばしていきたいです。」

 


パルティス・ロボットアカデミー