大きな公園が近い、自然豊かな校区
札幌市立もみじの丘小学校は、厚別区もみじ台に位置しています。熊の沢公園や野幌森林公園にほど近く、学校から百年記念塔も見ることができます。自然が豊かで、静かな環境にある小学校です。
現在、地域の人口は減っているそうですが、地元を愛する方が多い地域といわれています。
地震によって高まったエコへの意識
9月6日に北海道で大きな地震が起こり、全道で停電しました。もみじの丘小の子どもたちが住む地域では断水もあったそうです。この経験を受け、電気や水の大切さを認識し、節電や節水の意識が高まり、「電気や水は好きなだけ使える物ではない」という考えが、浸透しました。
ごみの分別については、家庭での分け方と異なる学校での方法を、授業とからめて指導しているそうです。牛乳パックの回収も、健康委員会が主体的に取り組んでいます。
街をきれいにしようとする意識
飼育委員会のメンバーが、植物の栽培や環境活動に取り組んでいます。
地域の方々といっしょに花を植える活動を展開。歩道に花々を植え、街の人々の目を楽しませてくれています。
また、学校の正面玄関でもプランターでマリーゴールドを植えて、各クラスで1つのプランターを管理しています。
もみじの丘小学校のキーワードは「あったか丘小」。このような花を植える活動などを通して、子どもたちは人に対して、そして環境に対しても優しい気持ちを育んでいます。
これからも、友だち、先生方、そして地域の方々との交流を通じ、あたたかな人間関係を築いていってほしいですね。