子ども議会では、SDGsが身近にあることをみんなに知ってもらおうと、資料を作ったんだって

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2年連続で札幌市子ども議会の子ども議員として活動。将来の夢は宇宙物理学者

キャリチル3月号の表紙を飾ってくれた高橋さんは、札幌市立清田緑小学校の6年生。5年生、6年生と2年連続で札幌市子ども議会の子ども議員として活動したよ。子ども議会のことや今興味があること、将来のことを聞いてみたよ。

高橋さんが子ども議会に興味を持ったのは、小学校で見た募集チラシがきっかけ。実際に参加してみたらとても楽しくて、またやりたいと思って6年生でも応募したよ。

子ども議会は、本物の札幌市議会本会議場で行われたよ。発言するときはゆっくり分かりやすく話したよ

札幌市子ども議会は、市内の小学生・中学生・高校生が子ども議員となって札幌市のまちづくりについて提案する取り組み。今年度は5回の委員会と1回の本会議が行われたよ。

委員会では、札幌市のまちづくりに関する話を聞いたり、委員会のみんなと「札幌市をもっといいまちにするにはどうしたらいいか」を考えたりしたよ。高橋さんは第4委員会のメンバーとなりSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに話し合ったんだ。「SDGsがあまり広まっていないことがわかったので、もっと広めたいと考えたのですが、そのためにどうすればいいか考えるのが難しかったです」と高橋さん。SDGsが身近にあることを知ってもらうために、提案ポスターにみんなが興味を持ちやすいイラストを入れるなど工夫したよ。

委員会ごとに札幌市への提案を発表したよ。高橋さんの委員会はSDGsについて提言したんだ

12月に行われた本会議は、本物の札幌市議会議場で行われた。各委員会が提案内容を発表し、秋元克広市長らと意見交換もしたんだ。高橋さんは「発表するときは緊張しました」と言っていたけれど、周りの人に緊張を感じさせないくらい堂々と話していたよ。

高橋さんが好きなことは、幼稚園のときから習っているドラム、読書。プラモデル作り。ドラムは、ジャズが好きなお父さん・お母さんの影響で始めたんだって。「いろいろな音楽を知れるのが楽しい」と高橋さん。年に数回、発表会にも出ているよ。音楽好きな高橋さん一家のお気に入りが「H ZETTRIO(エイチゼットリオ)」というバンド。高橋さんもこのバンドの曲をよくドラムで演奏しているよ。ピアノを習っている1年生の弟・秀羽(しゅう)さんも、このバンドの曲を練習中。近々、兄弟で演奏したいんだって。

いろいろな音楽を知れるのがドラムの楽しいところ。毎年、発表会にも出ているよ

高橋さんの将来の夢は、宇宙物理学者だよ。お母さんのお話では、幼稚園のころに宇宙図鑑を見て興味を持ったんだって。宇宙のことをいろいろ調べていくうちに、「宇宙のことを研究したい」と思うようになったんだ。

小学校生活もあとわずか。一番の思い出は修学旅行で、先生がホテルでこわいお話をしてくれたのがとてもおもしろかったんだって。意志が強く、いろいろなことに積極的に取り組む高橋さん。中学校に行っても、好きなことや興味のあることにどんどん挑戦してくださいね。

お母さんから

やりたいこと、達成したいことに向かって、これからもがんばって努力してもらいたいと思います。どんなことでも、長く続けるのはなかなか大変なことです。好きなことの中で何か一つでも、大人になるまで継続できるものがあるといいですね。

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