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森林には、とても大切な役割があるんだよ。森林を守っていくために、私たちは何をしたらよいのかな?
森林は命が育まれる大切な場所
森林を構成する木は、二酸化炭素を吸って、酸素を出してくれる。私たち人間の生活から出る二酸化炭素などの温室効果ガスも、木が吸って炭素としてたくわえるんだ。また、草木をはじめ、動物、微生物など、さまざまな生き物たちが、森林の中で命を育んでいるよ。
人の暮らしにとって大切な木
私たちの生活に必要な家具や建物には、木がとても多く使われているよ。北海道の森林では、人の手で植えたカラマツやトドマツなどの木が立派に成長し、利用できる時期をむかえているんだ。そうした木を切り出して、いろいろな物に有効に活用していくことと、伐採した跡地にまた木を植えていくことが、今とても大切なことなんだよ。それを森林資源の循環利用というんだ。
まずはアクション!行動してみよう
森林を守り、大切に育てていくために、私たちができることはいろいろあるよ。まず北海道の森林について学ぶことも大切だし、身近な森で自然観察をすることから始めてもいいよ。北海道産の木材で作られた物を使うこともいいことだね。あと、植樹や育樹の活動に参加することも、森林を守る大切な行動だよ。
まずは知り、行動することから始めてみよう!
全国の都道府県 初!
北海道 植樹の日・育樹の日が制定されたよ!
5月第2土曜日は「植樹の日」、10月第3土曜日は「育樹の日」。北海道命名150年の節目となった昨年、道民1人1人が木を植え、大切に育てていくことによって、豊かな森を未来に引き継ごうという記念日が制定されたよ。また、5月を「植樹月間」、10月を「育樹月間」ということも決められたんだよ。
「植樹」は、苗木を植えること。「育樹」とは、植えた樹木のお手入れをすることだよ。下草をかったり、つるを切ったり、間伐をすることは、継続して森を守り育てるために大切な作業なんだ。豊かな森林を育てる活動に、みんなもぜひ参加してね!
森づくりの相談は森林組合に!
森林組合は、森林の手入れのプロ。祖父母や両親が持っている森林を、どうしていいか分からないときに、森づくりの相談にのってもらえるよ。