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釧路市動物園の飼育員さんが、動物や動物園、自然について紹介します。

取り上げる動物は…『レッサーパンダ』

食肉目 レッサーパンダ科
【生息地】 ミャンマーから中国にかけての山岳部

釧路市動物園では3頭飼育しています

 

「パンダ」=「竹を食べるもの」

レッサーパンダは中国南部やインド、ネパール、ミャンマーなどの標高が高い山地や森林にすむ、小型のほ乳類です。パンダといえば、上野のジャイアントパンダが有名ですね。「パンダ」とはネパール語で「竹を食べるもの」という意味で、ジャイアントパンダもレッサーパンダも竹の葉を主食とします。ジャイアントパンダはクマの仲間、レッサーパンダはイタチの仲間と、別のグループの動物で体の大きさもちがいますが、竹をつかみやすいように6番目の指が発達しているなどの共通点もあります。それぞれの体重は、ジャイアントパンダの大人で100~120㎏、レッサーパンダの大人は4~7㎏です。

山の中に暮らしているため、正確な生息数は分かりませんが、森林伐採などの環境破壊や狩猟により、減少していると見られています。国際自然保護連合のレッドリストでは絶滅危惧種に指定されています。そのため、動物園などでは繁殖に取り組んでいます。

背中側は茶色、お腹や足は黒色

 

旅立ちと新たな仲間

釧路市動物園では昭和50年の開園から飼育を始め、昭和51年には国内で初めて繁殖に成功しています。平成29年、赤ちゃんが誕生しコキンと名付けられましたが、生後50日目にお母さんが急に亡くなってしまい、飼育員によって育てられました。

レッサーパンダは2才で大人になります。日本動物園水族館協会では、全国にいる希少な動物たちの血統を考えて、どの動物園や水族館に行けばいいのか相手を考えたり、調整したりしています。コキンもすっかり大人になり、繁殖に向けて横浜八景島シーパラダイスへおよめに行きました。また、父親のシンゲンも、伊豆大島にある大島公園動物園から新しいおよめさんのアスナロをむかえました。新しい仲間に、ぜひ会いに来てくださいね。

大島公園動物園から来たアスナロ

 

くしろニュース

「秋の動物園まつり」

9月15日(日)、16日(月・祝)に、「秋の動物園まつり」を開催します。広い園内を、クイズを解きながら歩く「健康ウォークラリー」など、いろいろなイベントを行います。16日の敬老の日は、65歳以上の方は入園無料です。

 

教えて! 飼育員さん

飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!

Q.エゾモモンガはどんぐり以外に何を食べるんですか?

A.釧路市動物園ではエゾモモンガに、ニンジン、チンゲン菜、サツマイモ、リンゴ、クルミ、ヒマワリやカボチャの種、松の実などを与えています。ヤナギの芽が大好きですが、太ってしまうのがなやみです。

 


協力・監修/釧路市動物園
釧路市阿寒町下仁々志別11番
TEL. 0154-56-2121
https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo

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