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みんなが住む北海道には、たくさんの野生動物が生息していて、中でもヒグマやエゾシカは代表的な動物だよね。もともとは山や森にくらすヒグマやエゾシカだけれど、近年、市街地に姿を現すことが増えているよ。そんなヒグマやエゾシカについて、いっしょに見てみよう。

 

ヒグマとエゾシカ道内にどれくらいいるの?

ヒグマは開拓時代から昭和のころ、害獣としてたくさん捕獲されたんだ。平成に入ってからは保護されるようになり、現在の生息数は1万頭以上に増えているといわれているよ。

エゾシカは明治時代に絶滅しそうになり、保護政策がとられたんだ。数を回復して平成23年度には77万頭にまで増加。現在の生息数は少し減って66万頭といわれているよ。

ヒグマとエゾシカによる被害は?

ヒグマやエゾシカは、山や森に生息しているけれど、緑地や川などをつたい、えさを求めて市街地までやって来るんだ。

ヒグマは、ここ数年でこれまでにない数が目撃されている。利尻島に106年ぶりに出没したり、札幌の野幌森林公園で78年ぶりに目撃されたりと、ニュースでも取り上げられていたよね。それにともない、農業被害が増えているのが現状なんだ。

一方のエゾシカも市街地や農地に現れて、民家の庭の植物や郊外の農作物を食べたり、また自動車や列車とぶつかる事故も増えたりしている。市街地にやって来るシカは「アーバンディア」と呼ばれ、北海道では安全の確保や捕獲などの対策を進めているんだって。

どちらも北海道で私たち人間と共存している動物。これからも、うまく付き合っていきたいね。

市街地にやって来るエゾシカ
道路へ急に飛び出して来ることも
農地に現れたヒグマ
街なかの道路を歩くヒグマ

提供:斜里町

ヒグマとエゾシカそれぞれの生態を見てみよう!

ヒグマ

国内で最も大きな陸上動物。日本では北海道のみに生息。時速50kmくらいで走ることができ、にげるものを追いかける習性がある。

体 長 オス:約2.0m・メス:約1.5m

体 重 オス:約150〜400kg・メス:約100〜200kg

食べ物 雑食性で、植物、昆虫、魚などを食べる。冬眠前の秋は、クルミ、ドングリやサケなどを食べて栄養をためる。

足あと

札幌市環境局 環境都市推進部 環境管理担当課

エゾシカ

日本に生息するシカの中で最も体が大きい。オスは毎年生えかわる角がある。

体 長 オス:約90〜190cm・メス:約90〜150cm

体 重 オス:約50〜150kg・メス:約25〜80kg

食べ物 草食性で、野草や木の芽、ドングリなどの木の実を食べる。冬はササや樹皮などを食べ、好みの植物があると食べつくすことも。

足あと 足あとの長さは8cmくらいで、2つに分かれている。

ヒグマやエゾシカに出あったらどうする??

山の中だけでなく、市街地にも姿を現すヒグマやエゾシカ。もし出あったときは、どうすればいいのかな? とるべき行動をまとめたよ。

ヒグマ

  1. まずはヒグマに出あわないことが大切。山の中に入るときは、すずをつけたり、大きな声を出しながら歩くなど、気を付けよう。また、早朝や夕方など、うす暗いときは山に入らないようにしよう。
  2. 遠くにヒグマを見つけたら、その場を静かに立ち去ろう。
  3. ヒグマがこちらに気づいていたら、まずは落ち着いて、ヒグマの移動する方向を見ながら、静かに立ち去ろう。
  4. それでも近づいて来たら、ヒグマから視線をはなさず、ゆっくりと後ろに下がろう。

エゾシカ

  1. 車に乗っていて見つけたときは、車のスピードを落とそう。エゾシカのひづめはアスファルトの上だとすべるのでにげるのがおそい。また、群れで行動するので、続けて飛び出して来るシカがいないか、注意しよう。
  2. 市街地で見かけた場合はむやみに近づかないようにしよう。エゾシカは基本的におくびょうな動物だけど、興奮すると暴れることがあるので、さわがず静かに見守ろう。

 

ヒグマ&エゾシカ○✖クイズ

ヒグマとエゾシカに関する○×クイズを出題するよ!みんなは何問分かるかな? 答えはこの下にあるよ。

Q1 ヒグマに出あったら、背を向けて走ってにげるのがよい。〇か×か?

Q2 頭に角が生えているエゾシカは、オスである。〇か×か?

Q3 ヒグマは、オリンピックの陸上選手よりも速く走れる。〇か×か?

Q4 街の中にやって来たエゾシカには、人間の食べ物をあげるとよい。〇か×か?

【ヒグマ&エゾシカ 〇×クイズの答え】 Q1:× Q2:〇 Q3:〇 Q4:×

 


監修:北海道 環境生活部 環境局 生物多様性保全課

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