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今回は、北海道森林管理局で広報のお仕事をしている平田美紗子さんにお話をうかがいました。得意なイラストを武器に、森や林業について、子ども達に楽しく伝える活動をしています。
今月のテーマ:自然に感謝する気持ち
木の専門家にも認められる表現力と
子ども達を引き付けるかわいいイラストで
たくさんの人に木の魅力を伝えたい。
林野庁 北海道森林管理局 総務企画部 企画課 事業企画係長
平田 美紗子さん
札幌市出身。林野庁北海道森林管理局で、イラストを通じた森林、林業、材木産業の普及、啓発活動をしている。イラストレーターとしても活躍。林野庁のHPに連載漫画を掲載中。『みぢかな樹木のえほん』のイラストを担当。
木を育てる仕事
林野庁で働く平田さんに、お仕事についてお聞きしました。「始めの5年間は、森林をパトロールする ”森林官”をしていました。森林の環境調査や管理、育成計画などが主な仕事です。私たちの生活と木は大きな関わりがあります。畑に種をまき、育て、野菜を収穫するように、森に木を植えて、50~60年かけて育て、収穫し、私たちの生活に役立てています。」
現在は広報担当で、イラストレーターとしても活躍。『リン子の絵日記』『林業よススメ!』など、木や林業についての漫画を連載しています。「もともと絵をかくことが大好きで、イラストや漫画で森のおもしろさや魅力をもっと伝えていきたいです。」
自然への恩返し
「落ちているごみは必ず拾う」という平田さんは、小学生2人のお母さん。「キャンプに行った後はごみ拾いをして、自然への恩返しをします。私たちが生活できるのは森のおかげ。いつも感謝する気持ちを持って行動しようと、子どもたちにも伝えています。」
最後に小学生にメッセージをいただきました。「周りの自然や物をじっくり観察して想像し、疑問に思ったことを大切にしてください。問題に直面したときに、どのように答えを出すか、その想像力が武器になります。」