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「世界に通用する18歳」をスローガンに、国際的に活躍する人材を育てている立命館慶祥中学校・高等学校。校内での学習はもとより海外研修での学びが、SDGsの各ゴールにつながっています。今回、同校校長の久野信之氏に、SDGsと教育について、お話をうかがいました。

―中高生の子どもたちが海外で学ぶことの意義について、どのようにお考えですか。

慶祥では、多様性=個性を大事にしています。自分が大切にされている、認められているという肯定感が無いと、自分とちがうものを肯定することはできません。〝自分〟という根がはっていないと、他の個性を認められないのです。自己肯定感があると、海外に出たときに、さまざまな文化や慣習などを受け入れることができます。

慶祥の海外研修では、気候変動や貧困などSDGsのゴールにつながるテーマを1人ひとりが掲げて、学んでいます。今月、慶祥の生徒による「持続可能な観光開発」という取り組みが認められ、国連のHPに掲載されることになりました。自我が確立しているからこそ、おそれずに世界に飛びこんで行けるのだと考えています。

5万3千冊の蔵書をほこるメディアセンターにて

―学校案内に「人とちがうことに臆病になる必要はない」という言葉がありますが、子どもたちの個性をのばすポイントは、どのようなことでしょうか。

慶祥では、個性入試を取り入れています。検定資格や大会実績、学習実績など、それぞれの活動が認められると入試で加点される制度です。人とちがうことは、とてもすばらしいことです。そして、私たちは、1人ひとりをそれぞれのものさしで評価しなければなりません。子どもが100人いれば100のものさしが必要です。そして良い点をほめることが大切だと考えています。

―今後、取り入れていきたい企画はありますか?

下の年齢とのコラボはあまりないので小学校との連携を考えています。例えば、英語は単に英語を教えるということではなく、だれのために、何のために英語を学ぶのか、そしてそれをどう使うのかまでをふくめて伝えるのが慶祥の英語教育です。

さまざまな国・地域での海外研修を行っています

―小学生の保護者のみなさんに、メッセージをお願いします。

最も大切なのは個性です。生まれたときから1人ひとりに個性があり、その子の個性を認め、理解するのが保護者の役割です。常識や願望を投げかけるばかりでなく、お子さんの個性を認めて、応援してください。自己肯定感を持つことで、とてもいい子に育ちますよ。

 

1.貧困をなくそう、2.飢餓をゼロに、11.住み続けられるまちづくりを、13.気候変動に具体的な対策を…など、さまざまなSDGsのゴールに関連した取り組みを展開

 


立命館慶祥中学校・高等学校

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