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今回お話をうかがったのは、一般財団法人北海道歴史文化財団の松井則彰さんです。北海道開拓の村で学べること、昔の人々の暮らしと私たちの生活などについてお聞きしました。
今月のテーマ:昔の生活から得る学び
毎日の生活の中で、本当に必要な物は何か、少し立ち止まって考えてみると、身の回りの物で十分に過ごせることに気づく。
一般財団法人北海道歴史文化財団
松井 則彰さん
大阪府出身。北海道開拓の村での事業運営・広報などの担当を経て、現在、一般財団法人北海道歴史文化財団の営業部長として北海道開拓の村や北海道博物館などの広報・営業を担当している。
昔の暮らしを知ることで気づくこと
北海道開拓の村では、明治~昭和初期の北海道の暮らしを学ぶことができます。「昔の暮らしの様子を見ると、電気や暖房が無くて不便で大変だったね、という感想を持つかもしれません。たしかに昔は大変だったと思いますが、それしか無く、それで十分だったのではとも思います。
今、私たちの暮らしの中で、本当に必要な物なのか、少し考えてみると、身の回りにある物で十分に過ごせることに気づくことができますよ」と松井さんは話します。
家族そろって一家だんらんを
普段心がけているエコ活動についてお聞きしました。「車の運転ではアイドリングやむだな急発進をしない、家でむだな電気を消すなど、当たり前のことをしています。環境に配慮するように意識しているので、何気なくエコ活動を行っていますね」と松井さん。
最後に、読者のみなさんにメッセージをいただきました。「昔の人々は囲炉裏を囲んで一家だんらんをしていました。みなさんも家族そろって、一家だんらんしてみてはどうでしょうか。開拓の村では、1年を通してさまざまな昔の体験ができるイベントを行っています。ぜひご家族で遊びに来てください」。