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1年を通じて、札幌の街を盛り上げるさまざまなイベントが開催されているよ。2月には札幌を代表する大イベント「さっぽろ雪まつり」があるね。イベントにはいったいどんな人が関わって、仕事をしているのかな。イベントについて、いっしょに調べてみよう。
イベントの種類と目的はさまざま
イベントとは、催し物や行事のこと。みんなが通う小学校のイベントといえば、運動会や学習発表会があるね。商店街のお祭りやぼんおどりなど地域で行われるものもある。歌手のコンサートや楽器の演奏会、作家のサイン会などもあるよ。
イベントは何のためにやるんだろう。目標に向かって協力することでみんなが成長する、お互いの理解を深めて友情の輪を広げる、自分の国や街に興味を持ってもらう、自分のお店の商品を知ってもらうなど、さまざまなねらいがあるよ。
イベントの流れと仕事を知ろう!
下の[イベントの大まかな流れと仕事]を見ながら、イベントの大まかな流れと仕事を考えてみよう。
イベントは、大きく分けて「企画する」「知らせる」「準備する」「本番」「片付け」の5つの工程がある。
参加した人たちに楽しんでもらうにはどうしたらいいか、みんなが安全に過ごすにはどんな配慮が必要かなど、それぞれの工程でみんなが知恵を出し合っているよ。
イベントの大まかな流れと仕事
【企画する】
イベントの内容や日時、会場を決める。イベントの主催者は市町村などの自治体や団体、企業などさまざま。イベントの企画を専門に行う「イベントプランナー」という職業もあるよ。
【知らせる】
イベントに多くの人が来てくれるように、ポスターやチラシなどで宣伝する。テレビやラジオのCMを作る場合も。デザイナーやカメラマン、コピーライター、声優、CMディレクター、チケット販売をするコンサートプロモーターなどの職業がある。
【準備する】
具体的な内容やスケジュール、役割分担などを決め、必要なものを準備する。ステージやセットをつくる人、専用の機材で音の調整をする「音響エンジニア」、光でステージの演出をする「照明スタッフ」、衣装を考える「スタイリスト」などがいるよ。

【本番】
関係者1人1人が役割を果たしながら、プログラムに沿って進めていく。司会者や出演者などステージに出ている人の他に、お客さんに座席の案内をする人、グッズ販売員、警備員、受付などたくさんの人が動いている。
【片付け】
セットや道具でケガをしてしまう人がいては大変。専門の業者の人がステージやセットを解体するよ。借りた道具を返却し、ごみが落ちていないかしっかり確認して終了!
ボランティアの力も重要
たくさんのボランティアの人たちが関わっているイベントもあるよ。さっぽろ雪まつりには、大雪像づくりの補助、会場の案内など300人を超えるボランティアの人たちがいる。地域のお祭りなどでも、協力しているボランティアの人たちがいるよ。