円山動物園だより|今月の動物:シセンレッサーパンダ

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円山動物園の飼育員さんが、動物や動物園、自然について紹介するコーナーです

 

『シセンレッサーパンダ』

ネコ目/レッサーパンダ科
【生息地】中国南部からミャンマー北部

 

雪の上で元気いっぱい!

冬の円山動物園で、元気いっぱいに雪の上をかけ回っている動物を知っていますか?その動物の1つが、シセンレッサーパンダです。主に中国南部の標高が高く、気温の低い山の森林や竹林に生息しているため、寒さもへっちゃらです。体を暖かく包みこむふさふさの毛は、足の裏にもびっしりと生えており、まるで毛糸のくつ下をはいているよう。反対に、夏でも暖かい毛皮をぬぐことができないため、暑いのは苦手です。

野生では木の上で過ごすことが多く、太く長いしっぽでうまくバランスを取り、するどい「かぎづめ」を使いながら、木から木へとわたり歩きます。かぎづめは、使わないときは半分だけ中にしまうことができる優れものです。お腹側の毛が黒いので、木の上にいると保護色になり、地上から見つかりにくくなります。

木登り大好き!!

物をつかむための6本目の指

食べる物の9割は竹で、その他に木の実やキノコ、鳥の卵などを食べます。5本の指の他に、6本目の指のような「種子骨」という骨のつき出た部分を使って、上手に物をつかみます。円山動物園でも、孟宗竹を手で引き寄せながら、葉を舌でからめ取って食べる様子を間近で観察することができます。

えさの孟宗竹は京都から週2回取り寄せます

3年前に円山動物園で生まれた円実はすくすくと成長し、母親のギンと遊ぶのが大好きで、よく追いかけっこをしたり、じゃれ合ったりしています。高さが6~7mほどある木にもスイスイと登ります。室内の展示では、頭上のハシゴを歩く姿を下から観察できるので、足の裏の毛にも注目してみてください。

見た目が似ているため、よくまちがえられるアライグマやタヌキと見比べるのもおもしろいですよ。

 
2本足で立つのも上手。「早くえさをちょうだい!」

まるやまニュース     

円山動物園スノーフェスティバル2020開催!

大人気の「氷のすべり台」や「雪の迷路」など、雪と氷の遊びが盛りだくさん!ホッキョクグマやアムールトラなど寒さに強い動物は、雪の中でさらに魅力がアップ!冬ならではの動物園を楽しもう!イベントの詳細は円山動物園HPで随時公表するよ。

期間:2/4(火)~11(火・祝)

教えて! 飼育員さん

飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!

Q. 動物が病気にならないように、どのような対策をしているの?

A.  えさの量や種類を工夫して栄養状態に気を配り、食欲や歩き方の変化など体の様子を注意深く観察します。動物は体調が悪くても、そのことをかくそうとするため、異常を見のがさないことも大切です。また、健康診断もしています。動物の種類によっては、トレーニングにより動物に協力してもらいながら、血液の採取や体重測定などができるようになります。

 


協力・監修/札幌市 円山動物園
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 TEL. 011-621-1426
http://www.city.sapporo.jp/zoo/

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