釧路市動物園では1頭飼育しています

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釧路市動物園の飼育員さんが、動物や動物園、自然について紹介します。

取り上げる動物は…『アフリカタテガミヤマアラシ』

齧歯目 ヤマアラシ科
【生息地】 アフリカ中部~北部、イタリア

歯に特徴を持つネズミの仲間たち

今年はネズミ年です。ネズミはネズミ目というほ乳類のグループの仲間です。ネズミ目は齧歯類とも呼ばれます。この「齧る」「歯」という名前にあるように、ネズミ目は歯に特徴があります。上あごと下あごの両方にのび続ける2つの歯を持っていて、いろいろな物をかじることで歯がけずれて、長さを保っています。ネズミがいろいろとかじるのは、歯を使いやすく保っておくためなのです。

ネズミ目の仲間は、いろいろな環境にすんでいます。釧路市動物園で飼育しているネズミ目は、アフリカタテガミヤマアラシ、アメリカビーバー、モルモット、エゾリス、エゾモモンガの5種類ですが、平地に暮らすアフリカタテガミヤマアラシやモルモット、水中での生活時間が長いアメリカビーバー、樹上で過ごすことが多いエゾリスやエゾモモンガと生息環境もさまざまです。そのため、大きさも特徴も多様ですが、同じネズミ目なのです。

タテガミのように毛を逆立てて、いかく!

猛獣もおそれるヤマアラシの針毛

ネズミ目のほとんどは体が毛でおおわれ、体温を保つことなどに利用していますが、この毛を武器に変えたのがヤマアラシです。毛が固い針状に変化した針毛を背中に持っていて、長いものでは30  を超えます。外敵が来ると、しっぽをふり、足をふみ鳴らしていかくし、それでも相手が引かないと、針を逆立てて背中を向けて突進します。このような特徴があるため、猛獣なども近づかないといわれています。

一方、アメリカビーバーは水中生活に適した体を持っています。後ろ足には水かきがあり、しっぽはパドルのように大きく平たい形をして、「舵」の役割をします。冷たい水でもたえられるように、厚い脂肪におおわれています。

このように生き物は、さまざまな環境に応じて進化してきました。ぜひ動物たちを観察しながら、それぞれの進化についても考えてみてください。

水かきが特徴的なアメリカビーバー

くしろニュース

「3月1日(日)動物園のひなまつり」

3月3日のひなまつりにあわせて、ダチョウの卵のからなどで作った「卵楽ヒナ飾り」を展示します。また、「耳の日」にちなんで動物の耳にスポットを当てた「動物の耳クイズラリー」や、3月1日生まれのボルネオオランウータン「ひなちゃん」の誕生会も行います。

教えて!飼育員さん

飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!

Q.ペンギンの水そうの水は、どう替えるのですか?

A.釧路市動物園で飼育しているフンボルトペンギンは、夜は寝室で過ごします。夕方に寝室に戻った後に飼育員がプールの水をぬいて、清掃し、再びプールに水を張ります。

 


協力・監修/釧路市動物園
釧路市阿寒町下仁々志別11番
TEL. 0154-56-2121
https://www.city.kushiro.lg.jp/zoo

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