円山動物園だより|今月の動物:ユキヒョウ

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円山動物園の飼育員さんが、動物や動物園、自然について紹介するコーナーです

円山動物園には3頭(オス2頭・メス1頭)います。

『ユキヒョウ』
ネコ目/ネコ科

【生息地】ヒマラヤ山脈をふくむ中央アジアの山岳地帯

しっぽのマフラーで冬もあったか

ユキヒョウは、肉食獣としては最も標高の高い、岩と雪におおわれた山岳地帯に暮らしています。岩にとけこむような毛の模様のため、発見することがとても難しく、「岩ヒョウ」や「幻の動物」とも呼ばれています。

足の裏もふさふさ。力強い後ろ足で9mの高さもジャンプ!

寒さから身を守るため、冬は12cmにものびる長い毛が体全体、足裏にもびっしりと生えています。ふさふさの太く長いしっぽは、岩場でバランスを取るのに役立ち、体にまいて暖かなマフラーに変身!
岩場にかくれて、高い所で獲物を待ちぶせします。足が短いので重心が低く、急ながけを一気にかけ下りるときにも安定し、また横方向に約15mもとぶことができます。素早い動きで、ヒツジやヤギなど、自分の体の3倍もある獲物をつかまえ、子どもの待つ岩穴まで、険しいがけを引きずり上げて運ぶのです。

しっぽを上げて、おしっこをぴゅっ!!

自分の存在を伝えるマーキング

夜行性で、単独で行動します。ユキヒョウ同士で存在を伝え合い、なわばりを示すために岩や木などにマーキングをします。その主な方法は3つ。高く上げたしっぽをブルブルとふるわせながらおしっこをぴゅっと飛ばす「スプレー」。あごの下にある臭腺をこすりつける「におい付け」。木などで古いつめの層を落とす「つめとぎ」。

円山動物園でも、マーキングの様子が頻繁に見られます。どこにいるか分からないときは、高い岩場から見下ろしているかもしれません。

昨年12月に、オスのコハクを浜松からむかえました。メスのシジムとの繁殖を目指して、長期的な計画を立てています。鳴いたり、地面の上でゴロゴロと転がったりするのは、繁殖期の特徴です。どんな行動をしているか注目してみてくださいね。

ごろんごろんと「ローリング」

まるやまニュース     

「西岡公園自然調査報告展」を開催!

子ども調査隊が調べた西岡公園の魅力を紹介する展示をしているよ。2/15(土)・16(日)の13時から15時30分の間は、子どもたちの展示解説を聞けるので、ぜひ遊びに来てね!

日時:2/2(日)~16(日)まで
場所:動物科学館ホール

教えて! 飼育員さん

飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!

Q. どうやって動物たちは、冬を乗りこえるの?

A.  ふかふかの毛の間に空気を取りこみ、体の熱が外ににげないようにします。また、しぼうも寒さ対策に役立ちます。アザラシのように水にもぐる動物は、厚いしぼうをつけて、冷たい水から体を守ります。

ゾウなどの体の大きな動物は、小さい動物より寒さに強いです。体が大きくなると、体で作られた熱が外ににげにくくなるようです。体が小さく、あまり毛が生えていない動物は、暖かい部屋で過ごします。

 


協力・監修/札幌市 円山動物園
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 TEL. 011-621-1426
http://www.city.sapporo.jp/zoo/

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