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さまざまな分野のアスリートが登場するコラム。今回は、走幅跳選手の城山正太郎さんに、走幅跳を始めたきっかけや、競技の魅力、東京五輪にかける思い、小学生へのメッセージなど、いろいろなお話をうかがいました。
―陸上競技の中でも、走幅跳を始めたきっかけは何でしたか?また、小学生のころは、どんな子どもでしたか?
陸上競技を始めたのは小学生のころで、当初は100mが専門でした。高校ではライバルが多く、
100mでは勝負できないと考え、高跳びや幅跳びに挑戦したのが始めたきっかけです。
小学3年生のときに陸上を始めてから、走ることが好きになり、毎日のように練習していました。
―走幅跳の魅力はどんなところですか?
走幅跳はトラック競技のように1度で勝負を決めるのではなく、6本の中の1番良い記録で勝負するので、最後の1本で逆転されたり逆転したりと、展開を楽しみながら競技することができます。順位が激しく動く展開のときはスタジアムの歓声がすごく、とても魅力のある競技です。
―アスリートとして心がけていること、体づくりのために気を付けていることは何ですか?
上手くいかないときこそ、前向きに物事を考えるようにしています。大事な試合で失敗して、結果を残せないときはたくさんあります。そんなときはネガティブになるのではなく、ポジティブになり、なぜ失敗してしまったのか原因を探すことで、改善し、成長できると考えています。
―今後の目標を教えてください。
まずは、今年開催される東京オリンピックに出場することが、最大の目標です。オリンピックの舞台を経験することで、競技者としても人としても成長できるのではないかと考えています。
―小学生にメッセージをお願いします。
夢を持つことと、すぐにあきらめないことが大切だと思います。小さな夢でも、大きな夢でも、あきらめずに継続することで、いずれ夢はかなうと考えています。ぼく自身も常に夢を持ち続けています。みなさんも夢に向かってがんばってください。
城山 正太郎さん プロフィール
北海道・函館市出身。現在、24才(1995年3月生まれ)。株式会社ゼンリンに所属。2014年U20世界選手権で銅メダル、2016年日本学生選手権優勝、2017年アジア選手権3位、2018年アジア大会5位、2019年アジア選手権5位、世界選手権決勝進出など。2019年8月のナイトゲームズin福井で8m40cmの日本新記録を樹立。