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旭山動物園の飼育スタッフ・鈴木悠太さんが動物や動物園、自然について紹介するコーナーです。

今年度は 「知られざる飼育員のお仕事紹介」を4回シリーズでお届けします。

1つ目のチャレンジ山の上に行っておくれ!

今回は前号でお約束した通り、エゾシカの魅力を伝えるための̋“3つのチャレンジ̋”の1つ目「山の上に行っておくれ!」についてご紹介します。

旭山動物園のエゾシカの森には、動物たちが暮らしている放飼場の真ん中に山があります。野生のエゾシカは、ときに断崖絶壁を移動することがあります。エゾシカのこうした能力を飼育下でも発揮してもらい、来園者のみなさんに見てもらうために坂東園長が設計しました。

こういう姿を見てもらいたい!

飼育スタッフの仕事はここからです。エゾシカに山の上をたくさん使ってもらうには、どうしたら良いだろうか?まず考えたのが、エゾシカが山の上に「行きたくなる理由」は何だろう?ということ。そこで必要なのは山の上にゴハンがあることだと考えました。しかし、私が5回も6回も山に登り、ゴハンを設置するのは大変です。・・・そこでひらめきました。機械の力を借りよう!今はとても便利な時代で、イヌ・ネコ用の「自動給餌器」という機械が売っています。この機械を活用して山の上で給餌すれば、エゾシカが今までよりもたくさん山の上に行ってくれるのではないか!しかも楽ちんだ!と考えました。

機械の力を借りてチャレンジ成功!

早速、1日6回ゴハンが勝手に出てくるように設定しました。昔は山の上でエゾシカが休憩して、ふんをぽろぽろしていたのですが、どうやら入れかわり立ちかわりエゾシカがやって来るので座って休むことが無くなり、最近はほとんど山の上にふんは落ちていません。作戦は成功です!来園者のみなさんにも、山の上にいるエゾシカの姿を今までよりもたくさん見てもらうことができるようになりました。

次号は「旭山プレゼンツ エゾシカとの距離」についてご紹介します。お楽しみに!

黒い箱に自動給餌器が入っています

あさひやまニュース

私たちの日常が未来を作る!認証ラベル

ほっきょくぐま館裏やすらぎの森休憩所にて、動物たちが暮らす自然にやさしい「認証ラベル」を特集したブース展示を作成しました。認証ラベルは私たちの身の回りの商品にたくさんあります。ぜひ、探してみましょう!

教えて! 飼育員さん

飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!

 Q.  カラスはなぜ人間をおそうのかを教えてください。

A.1年の中でカラスが人をおそうのは、巣でヒナを育てるときだけです。自分よりとっても大きな人間が巣に近づいて来たら・・・おそうのではなく、ヒナを守るために巣に近づくな!と必死に攻撃しているのです。

 


旭川市 旭山動物園

旭川市東旭川町倉沼
TEL.0166-36-1104
http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/

協力・監修/旭川市 旭山動物園

 

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