円山動物園だより|今月の動物:ヒマラヤグマ

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円山動物園の飼育員さんが、動物や動物園、自然について紹介するコーナーです

今月は…『ヒマラヤグマ』

食肉目/クマ科

【生息地】
イランからヒマラヤ地方、インドシナ半島の森林地帯

 

真っ黒な毛と胸の三日月模様

ヒマラヤグマは、体全体が真っ黒な毛に包まれ、特に首の周りの毛が長く、まるでライオンのたてがみのようにも見えます。胸にある白い三日月模様が特徴です。イランからヒマラヤ地方、インドシナ半島の森林地帯に暮らしています。冬は冬眠し、寒い所にすむ個体はより毛が長くなるようです。日本の本州に生息するツキノワグマはヒマラヤグマの亜種で、里山に下りてくるなど、近年問題になっています。

果実や草木、樹木の若芽などを主に食べ、アリや昆虫、魚なども食べます。木登りが得意で、木の上に座って、枝をたぐり寄せながら木の実を食べます。残った枝をおしりの下に入れ、積み上げられた枝は大きな鳥の巣のようになります。「くまだな」と呼ばれ、そこで休むこともあります。

実は泳ぎも得意で、魚をとって食べることも

仲良しのトモとミナミ

円山動物園にいる22才のトモと25才のミナミは、クマ界ではおばあちゃん。食欲はあるか、歯は欠けていないかなど、毎日の体調管理に気を付けています。本来は得意な木登りですが、視力も悪くなっているため、無理をして木に登らないように枝を落としています。木の幹の大きな傷は、におい付けのために背中をこすったあとです。

こんな姿が間近で見られるのは動物園ならでは!

えさは、クマ用のペレット、キャベツや白菜、クローバー、リンゴ、ニンジンなどで、1日に食べる量は約3kg。たまにあたえる馬肉が大好物です。鼻がとても良く、石の下やふくろにかくしたえさもすぐに見つけ、弓形に曲がった長いつめで器用にかき出して食べます。秋は冬に向けて、モリモリとたくさん食べる季節です。元気な姿を、ぜひ見に来てくださいね。

胸の三日月模様がトレードマーク

まるやまニュース     

「忠類ナウマン象発掘50周年記念事業PRパネル展」を開催!

幕別町で忠類ナウマン象の化石が発掘されてから、今年で50周年を迎えたよ。これを記念し、パネル展を開催。ナウマン象の歯の化石も展示しているので、ぜひ見に来てね。

日程 10/2(金)~11/3(火・祝)
   ※10/14(水)・28(水)は休園

場所 ゾウ舎1階

教えて! 飼育員さん

飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!

Q. どうしてフラミンゴは片足で立つの?

A.  はっきりとした理由は、まだ分かっていません。「余分なエネルギーを使わないように、片足だけを水に入れて、自分の体温を下げにくくする」というのが有名な説です。ある研究では「片足立ちでねているときは、起きて活発に活動しているときより、7倍も体が安定して、片足立ちのほうがフラミンゴにとって楽なのでは?」という結果も出ました。実際に観察して、片足立ちのなぞにいどんでみてください。

 


協力・監修/札幌市 円山動物園
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 TEL. 011-621-1426
http://www.city.sapporo.jp/zoo/

 

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