みんなは「食品ロス(フードロス)」という言葉を聞いたことはあるかな?まだ食べられるのに、捨てられてしまう食べ物のことをいうよ。
食品ロスは、スーパーやレストラン、食べ物を作る工場など、食べ物のある全ての場所から出ているよ。そして食品ロスの半分が、実は私たちの家から出ているんだ。
食品ロスを放置すると、大量の食べ物がむだになるだけでなく、環境悪化や将来的な人口増加による食料危機にも適切に対応できなくなるよ。まずは、みんなが毎日の食事を残さず食べて、他にもできることを考えてみてね!
家庭から出ている食品ロスは?
食べ残し
お茶わんや、お皿に残った食べ物。食べ切れなかったおかしなど
期限切れ
期限が過ぎて食べられなくなってしまった物
皮などのむきすぎ
野菜や果物の皮のむき過ぎ、食べられるのに捨ててしまった部分
食品ロスを減らすには?
- 残さず食べる
- 買い物前に家にある食材を
- 確認し、使い切れる分だけ買う
- 食べ切れる分だけ調理する
- スーパーなどでは、すぐ使う食品ならたなの手前の消費期限が近い物から取る
- 冷蔵庫やたなを整理整頓して、食材をつめこみ過ぎない
- 肉や魚、野菜など、使い切れない分は冷凍するなど保存方法を工夫する
- 保存食の消費期限切れに注意
※農林水産省HP「aff 2020年10月号」(https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/index.html)をもとに作成