北村小学校の田んぼ「田でんガーデン」

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岩見沢市立北村小学校では、地域の米作りの知識を深め、米との関わりを考える「米MYスタディー」という学習を3~6年生を対象に進めています。今回、その内容について、同校・野田泰史校長先生に、くわしくお話を聞きました。

食に対する関心を高めるために

―この学習はいつごろスタートしたのですか?

平成9年度に旧北村の小学校5校が統合して、本校は開校しました。その当時にスタートしたので、今年で23年になります。

―この学習の主な目的はどのようなことですか?

子どもたちに、「作る」「育てる」「食べる」「活用する」という一連の体験をしてほしいと考えています。また、地域の農業を知り、食に対する関心を高め、自然とともに生きる厳しさや感謝の気持ち、豊かな心など、生きるために必要な力を身につけることにも期待しています。

田植えの様子

―具体的に、どのような体験をしているのでしょうか?

例年、農業試験圃に依頼し、もち米、うるち米の苗を育てています。地域の方々のご協力の下、3~6年生が手で田植えを行います。稲かりは、子どもたちが各自でのこぎり鎌を使ってかり取り、はさがけ作業を行って乾燥させます。その後、脱穀し、実入りの悪いものなどを分別します。そして、米MYスタディーのしめくくりとして、餅つきをします。祖父母参観日もかね、学習成果の発表なども行います。

のこぎり鎌で稲かりをします

これが例年の流れですが、2020年度はコロナ禍の影響で、脱穀以外は例年通り行うことができませんでした。しかし、地域の方々が田植え、稲かりをしてくださり、機械による餅つきを行い、児童はおいしいお餅を家庭に持ち帰ることができました。

学校の玄関で脱穀

地域に貢献する人に成長してほしい

―子どもたちからは、どのような感想が上がっていますか?

「土の中はぬるぬるしていて歩きづらい所があったけれど、まっすぐ植えられたので良かったです」、「1つぶ1つぶをむだにしないよう、ていねいに作業できました」、「日本でおいしい農作物を作っても、安い外国産の農作物を買う人が増えていて、日本産の農作物を買う人が減っているから、地産地消を目指したいと思いました」などといった感想が上がっています。

子どもたちには、地域の方々とふれあうことで郷土愛を育み、地域に貢献する人に成長してほしいと思っています。

地域の方々と餅つきをします

 

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