北海道では、生物多様性の保全や持続可能な利用を推進するために、道内で生物多様性の保全などに関して、優れた活動・模範的な活動を行う企業、団体などを「未来へつなぐ!北国のいきもの守りたい賞」として表彰しています。

このたび、令和2年度の受賞者が決定しました。企業部門では、(株)札幌ドームの「札幌ドーム ECO MOTION」、日本製紙(株)の「絶滅危惧種「シマフクロウ」の生息地保全と事業の両立」、一般部門では、舞鶴遊水地にタンチョウを呼び戻す会の「タンチョウも住めるまちづくり」が受賞しました。

(株)札幌ドームは、近隣小学校との環境学習やイベントなどにおける子どもを中心とした環境啓発を実施し、生物多様性保全に対する意識を高める活動に取り組まれていることが評価されました。日本製紙(株)は(公財)日本野鳥の会と協働で、シマフクロウ保護と事業の両立に努めたことが認められました。舞鶴遊水地にタンチョウを呼び戻す会は、タンチョウが帰って来られる環境を再生するとともに、タンチョウをシンボルとした地域の振興、シンポジウムの開催による町民への呼びかけを行うなど、今後の活動も期待されています。

残念ながら表彰式・活動発表は中止となりましたが、北海道のホームページに活動内容が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

 


問い合わせ:北海道環境生活部環境局自然環境課企画調整係 TEL. 011-204-5987