円山動物園だより|今月の動物:エゾタヌキ

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円山動物園の飼育員さんが、動物や動物園、自然について紹介するコーナーです

『エゾタヌキ』
食肉目/イヌ科

【生息地】北海道の一部の 森林や、川や湖、 沼の近くなど

円山動物園には オス1頭・メス1頭がいます。

夏毛はほっそり 冬毛はふんわり

エゾタヌキは、北海道にのみ生息しています。本州にいるホンドタヌキと比べて、体は一回り大きいです。頭からおしりまでの長さは50~60 cm。体重は4~8kg。夏毛の時期は、体はほっそりとしています。秋ごろからフワフワの暖かい冬毛に生え変わり、冬ごもりに備えてたくさん食べて脂肪をたくわえ、体重は夏と比べると約1・5倍まで増えます。 

目の周りが黒いのが特徴です

足が短いので走るのがおそく、手先も器用ではないので、かりは得意ではありません。木登りは上手だけど、下りるのは苦手です。家族単位の群れで生活し、森林などを歩き回って、木の実や虫などをとって食べます。その他、鳥や鳥の卵、魚、カエルなど何でも食べます。

ふんをためて 情報交換

円山動物園には、オスのりくとメスのゆきの兄妹がいます。野生で保護され、今年の3月におびひろ動物園からやって来ました。しっぽの付け根の毛がうすい方がりくで、人なつっこい性格。ふわっとしたしっぽのゆきは臆病な性格です。じゃれ合ったり、くっついてねむったりと仲良しです。

左がりくで右がゆき

エゾタヌキの特徴的な習性として、「ためふん」という行動があります。仲間の数頭で数カ所の決まった場所にふんをします。こうして情報交換をしたり、縄張りを示したりします。円山動物園でも2頭のためふんの場所が決まっています。動画で2頭の様子を見ることができますので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。

イヌ科だけにイヌっぽい仕草も?!

まるやまニュース     

 

シマフクロウのひなが生まれました!

当園で初めてシマフクロウのひなが誕生しました。シマフクロウは日本では北海道と北方領土に生息している世界最大級のフクロウです。生息環境の変化等で生息数が減少しており、現在の北海道内の生息数は160羽程度といわれています。 これからもシマフクロウの行動を注意深く観察し、ひなが無事成長できるよう見守っていきます。

教えて! 飼育員さん

飼育員さんが、みんなからの質問に答えるよ!

Q. ゾウの“きば”はどこまでのびるの?

A.  ゾウのきばは切歯が発達したもので、一生のび続けます。最長で350cmものきばを持ったゾウもいたそうです。きばはオス同士の争いの他、地中の草の根をほるときや、木の皮をはぐときなどにも使います。一般的な歯よりやわらかく、細工に最適なため、きばを目的とした密猟が後を絶ちません。以前、円山動物園で折れてしまったメスゾウのきばは大切に保管し、ガイドなどでゾウのおかれている現状を伝えるために使用しています。


協力・監修/札幌市 円山動物園
札幌市中央区宮ヶ丘3番地1 TEL. 011-621-1426
http://www.city.sapporo.jp/zoo/

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