気温が高くなる季節は、マスクを着けているとより暑さを感じるね。新型コロナウイルス感染症対策をしながら、熱中症も予防するにはどうすればよいかいっしょに見てみよう。

 暑さに負けない体を つくろう

 熱中症とは、気温や湿度が高い所で長い時間を過ごしたり、水分を取らなかったりすることで、体の中の水分やミネラルのバランスがくずれてしまい、体調を悪くする病気だよ。熱中症は、命に関わることもあるので、十分注意が必要なんだ。  

 今は暑い日でも、新型コロナウイルス感染症対策でマスクを着けなければならないけれど、マスクを着けていると体温が上がって、熱中症にかかるリスクが高くなるんだ。感染症対策をしながら、熱中症も予防して、夏を元気に過ごすための注意点を表1で見てみよう。

 あせをかいて体温調整をしよう

 あせをかくと、体の熱を外に出すことができるよ。つまり、あせをかける体は、体温調整がうまくできる体なんだ。暑くなる前から体温調整のできる体をつくることが大切だよ。  

 あせをかきやすい体をつくるために、体育のない日も体を動かし、シャワーだけではなく、お風呂のお湯に入る習慣をつけよう。また、体を動かしたり、お風呂に入ったりする前と後に水分を取ると、あせをかけるようになるよ。

 

 

 暑さに負けない体づくりに牛乳を飲もう!

 牛乳は、たんぱく質・脂質・炭水化物の三大栄養素に加え、ミネラル・ビタミンがふくまれている食品だよ。運動で消費される、炭水化物とたんぱく質を、効率よく吸収でき、丈夫な体づくりのお手伝いをするんだ。水分補給も同時に行い、あせをかきやすくすることで、体に熱がこもることなく、暑さに対応できる体に変化していくよ。

 

 チャレンジ☆クッキング 熱中症予防におすすめメニュー&食品

 日差しに負けないトマトパワー! スタミナつけて暑さに負けない!
 トマトとぶた肉の重ねむし

 

材 料【4人分】

トマト 4個(600g)
ぶた肉(うす切り) 240g
エノキダケ 200g
塩・こしょう 少々
酒 1/4カップ
顆粒コンソメ 小さじ1
青ジソ お好み

作 り 方

①トマトは厚さ1cmの半月切りにする。
②エノキダケは根元の部分を切り落とし、半分に切ってほぐす。ぶた肉は半分に切って塩・こしょうをふる。
③フライパンにエノキダケを広げて入れ、トマトを2/3の量を並べてのせ、塩・こしょうをふる。
④③にぶた肉を広げてのせ、残りのトマトをのせ、顆粒コンソメ、酒を回しかける。
⑤④を中火にかけ、に立ったらふたをして5~6分むし、肉に火が通ったら器に盛る。お好みで青ジソをちぎってのせる。

 

[参考資料]
環境省「新型コロナウイルスに関連した感染症対策」 
https://www.env.go.jp/saigai/novel_coronavirus_2020.html 
厚生労働省「熱中症×コロナ感染予防で新しい生活様式を健康に!」 https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000642298.pdf       
札幌市西区役所「野菜をもっと食べよう!」 https://www.city.sapporo.jp/nishi/oyakudachi/kenkou/ouchidetukurououchidetabeyou/yasai.html


 

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