円山動物園だより|今月は『シマフクロウ』
シマフクロウは、世界最大級のフクロウの仲間です。天然記念物で、日本では道東を中心に100~200羽しかいません。シマフクロウは、かつて北海道が豊かな自然でおおわれていたころは、人々の暮らしの近くで生きていました。直径1mほどの大木に巣を作り、1~2個の卵を産みます。主食は魚類で、カエルやネズミなども食べます。
円山動物園だより|今月は『ムオヒラセガメ』
ムオヒラセガメは、中国南部からベトナムやミャンマーの、じめじめとした森林に生息しています。こうらのふちのギザギザが特徴です。この、葉っぱのような形のこうらが落ち葉にまぎれて、敵から身をかくすことができます。昆虫やミミズ、果物など、さまざまな物を食べます。自然環境の悪化や乱獲により、数が減っている絶滅危惧種です。
円山動物園だより|今月は『ミーアキャット』
二本足で真っ直ぐに立ち、周りを見渡す姿がユニークなミーアキャット。そのかわいらしい姿とは反対に気性は荒く、するどいきばで、毒のあるサソリやヘビ、小動物のほか、卵、植物など、さまざまなものを食べます。するどい前足のつめは、地中にトンネル状の巣穴をほるときに役立ちます。
円山動物園だより|今月は『グラントシマウマ』
シマウマのしま模様は1頭ずつ形がちがい、生まれてから死ぬまで変わりません。それでは、なぜ黒と白のしま模様なのでしょうか?シマウマがたくさん集まると、目の錯覚によりライオンなどから見つかりにくくなるため、または仲間同士が分かりやすいようにするためなど、いろいろな説があります。
円山動物園だより|今月は『エランド』
エランドを見たことはありますか?シカとよく間違われますが、ウシの仲間です。アフリカのサバンナに生息し、木の葉や枝、草などを食べます。数頭から数十頭の群れで生活し、時には群れ同士が合流して大きな群れになることもあります。
円山動物園だより|今月は『ムツオビアルマジロ』
アルマジロとは、スペイン語で「よろいを着た小さいもの」という意味。ムツオビアルマジロは、こうらに6〜8本の帯があることから名づけられました。前足の爪がとてもかたく、穴をほるのが得意で、ほった穴にかくれて天敵から身を守ります。
円山動物園だより|今月は『クロザル』
モヒカンヘアのように格好良く逆立った頭の毛と、キリッと引きしまった顔つきのクロザル。毛もはだも真っ黒で、ハート型のピンクのしりだこが目を引きます。オナガザル科のサルですが、しっぽはとても短いのでほとんど見えません。インドネシアのスラウェシ島の熱帯雨林のみに生息しています。
円山動物園だより|今月は『マンドリル』
鼻筋の赤と、その両側の盛り上がった青が特徴の、カラフルな顔のマンドリル。振り向けば、おしりもきれいなむらさきです。
アフリカの暗いジャングルの中でも、仲間同士が見つけやすいように進化しました。
仲間意識が強く、多い時は200頭ぐらいの群れで過ごします。
円山動物園だより|今月は『シンリンオオカミ』
堂々として、勇ましい姿のシンリンオオカミ。カナダやアラスカの森林地帯に生息しています。強いあごと大きな歯を持ち、シカやウサギなどの動物や魚、木の実、果物などを食べます。動きが非常に速く、ジャンプ力があり、2m以上も高くとぶことができます。強そうな姿とは対照的に、性格は警戒心が強く臆病。シカの群れの中から動きのにぶい1頭をねらって、シカが弱るまで2、3日も群れで追い続けることもあります。
円山動物園だより|今月は『カンムリシロムク』
全体的に真っ白な羽と、目もとのあざやかな青色が、うっとりするほど美しいカンムリシロムク。
はだの色自体が青い、めずらしい動物です。インドネシアのバリ島のみに生息し、キツツキの古巣などを巣にしています。虫や果物などを食べます。
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